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涙の理由(ワケ)を教えてよ。

またしてもやってしまった。
そう、いつものパターン。

ミーティング中、わたしの涙袋は限界を超えた。一度溢れてしまったものはなかなか止まらなくて、止めたい、ダメダメ!と思うほどに押し寄せてくる。一体いくつになったらコントロールできるのか、と思うけど、齢27の小娘にはまだ難しいみたい。

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涙の理由がなんなのか、なんでいつもこういうシチュエーションで決壊するのか、考えてみた。

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まず、涙の理由は、上司や先輩に怒られて怖いから、とかではない。
プライベートの人間関係とかでない場合、大抵、わたしは悔しさと情けなさとで泣いている。

情けなさと悔しさの感情の出どころはというと、アドバイスしてもらっている内容がもっともであって、反論する要素がない、なんでそこに気づかなかったのか、もっと時間を取れなかったのか、もっと要領よく作業ができていれば、、、など、自分の力の及ばなさがいやで、悔しい。情けない。特に他の人と比べてしまった場合は、より重症。
もう一つはあまり無いケースやけど、プログラマ時代には、最初の設計時に言ってたこととちゃうやんけ、おい、という(ちょっとした)怒りの気持ちと並行して、それに対してきちんとした証拠や考えを持って「それ違いますよ!」と意見できる実力や知識が無いと実感した時。これも結局は自分のスキルが及ばないことがいやで、情けなくて悔しい。

本当にありがたいことに、そんな理由でミーティング中に泣き出す私にフォローの言葉をかけてくれる上司。
意地悪やいちゃもんをつけるために言っているんじゃなくて、なんなら私のためにこれまでの知見や経験から、プラスアルファで伝えようとしてくれているということはひしひしと感じているんやけど、絶対、「泣かせた」というショックを与えてしまったやろうなあとか、同席している周囲もびっくりさせてしまったやろうなあと思う。

期待をしてもらっているということもなんとなく自分で感じていたり、涙腺崩壊事件が起きるとそれを実際の言葉として言ってもらったりする。

わかってる。
でもそれがまた、悔しいんだよなあ。その期待や想いに応えられていないのが。

なんでも自分のスキルが足りていない、及んでいないからだめだ、いやだ、って考えてしまう習性は治らないものか、結構悩んでいる。被害妄想というか、自分で自分を追い込みがちというか。それもまためんどくさい性分やなあと思う。わかってる。

でもこれはどうしようも無いもんなんやなということも、なんとなく気づいてもいる。だって小学校の頃からずっと、結局そういう傾向のある性格やったんやから。自分なんだよなあ。でも、自分で言うのもあれやけど、結構しんどいと思うよ。うまく付き合いなよ、自分。

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性格は変えられないにしろ、うまくこういう自分に付き合っていきたいもので。少しでもヘビーさを回避したいもので。

どうすればいいんだろう。

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今回、転職後初めて事件が起きたことで発見したことが一つ。

なんとなく、崩壊直前の限界点は察知している。

あ、なんか今日やばそうやな、っていうのを、そういえば感じてたと思う。それはタスクの積み具合とか、デッドラインまでの時間とか、それらがかけ合わさった状況の中で作業が追いついていないことが自分でも分かっているけど、ミーティングの場に突入していかなければならないような時。そういう緊張状態が数日間続いていると、あ、そろそろやばそう、というのをなんとなく感じている。

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今日、やばそうやなって、思ってたんです。
事件のあと、上司にそう伝えた。その時言ってもらった言葉が、ひとつ、自分でできる予防策なんかなと思う。

一、やばそう、と感じたら、その時ちゃんと伝える。表明する。

会議に突入した時でも、話し始める前でもいい。まだ足りていないとかできていない部分があると思うなら、それを先に伝える。
そうしたら、それを踏まえてより前向きな方向での話し合いの場にできる。これは自分の予防策というだけじゃなくて、何よりその時間が有効に使えるもんね。

一、できていないことを、何でもかんでも自分の非力のせいにしない。

一生懸命やっていた過程があって、それでも今、足りていないとかできていない部分があるのであれば、それは自分の力がないからじゃなくて、ただ時間が無さすぎただけのケースもある。
これはなかなか、自分の中でそう捉えることは難しいなと思うけど。今回も色々あるなか確かにそもそも時間がない中の作業であって、精一杯やった結果、今の時点でどこまでできていて、どこができていないのかということ(時間があったとしたらあと何をすればOKだったのか)を、ちゃんと伝えることができたらよかった。
そもそも、力があれば、限られた時間の中でスマートに成果を出せるものなんかもしれんけど、自分は泥臭い系で、恐らくそういうタイプではない笑。から、できるだけ泥臭い期間を早回転できるようにしていきたい。(そうできると思いたい。)

一、一生懸命を見ていてくれる人もいる。

「ここができていない、ということを伝えてくれればいいよ、別にそれで何でやねん!って怒ったりしいひんねんから。一生懸命やってる姿を見てるんやから。」
一回緩んだ涙腺が止まらなかったのは、このことがちょっと嬉しかったのもある。自分の泥臭いところは、この27年、本当に折々に苦さを感じてきた。でもちゃんとそれを評価してもらえるところもあるんやなと、ちょっと嬉しかった。大げさかもしれないけど。嬉しかった。

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鉄は熱いうちに打て、ということばもあるからと、今日のうちに書き残しておきたかった。結構時間かかっちゃったな。そして読み返すと破茶滅茶してそう。

SNSが繋がっているこの時代、先輩の目に触れる可能性もあるからちょっと恥ずかしいかも。でもきっと少しは昨日より今日、みやのは成長できたと思うので、あたたかく読み流していただけたら嬉しいです。

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明日デメキンにならないように、そろそろ寝たほうが良さそう。
泣いても美しい人ってどういう仕掛けになってるんやろうな。知ってる人いたら教えてください。笑



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