私がそれを続ける理由。
今日、ヨガのレッスンを受けながらふと気づいたこと。
メモしておこうと思う。
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心地よい理由。
私がヨガを好きな理由とも言えるかもしれないけれど、それは「頭と身体が一致する時間」だから。
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ものごとを絵や図で理解するタイプの人間の私にとって、イメージと身体の動きがフィットすることはすごく気持ちが良いことで、動いた後のすっきり感はきっとここから来るんだなと。
伸びる方向、重心を置く方向、力のベクトルをイメージしながら身体を動かしていると、初めはカチッとはまりきっていなかったことが、ある日ふっと感覚がつかめることがある。ああ、こういうことやったんやな、って。
その時のすっきり感というか、心地よさというか、そういうのを味わえることがヨガの一つの魅力で、きっと自分の軸を整えることになっている。
ただ「立つ」「座る」ということへの意識(感覚)が鋭くなっていく実感があって、それはきっと、外見の美しさにも繋がると思う。
私も1人の「伝え手」として、微力ながら、「好き」を伝えていけるように、ガイドしていきたいと思う。
自分の「好き」をいかして、ちょっとした幸せを感じる人が増えていったとしたら、それはとても素敵なことやなと思う。
あくまで外は柔らかく、中に通る芯は力強く。
これは、私の好きな先生がよく言われることば。
姿勢を正そう、ここをこうしなきゃ、と思い始めると、次第に身体が硬くなってしまう。緊張しちゃうから。
でもそうではなくて、力を発しているのはあくまで自分の内側(体幹、というのかな)であって、それを包み込む筋肉や皮膚は柔らかい。
ヨガに限らず、PC作業に集中したりしていると、知らず知らずのうちに眉間にシワが寄っていたり、肩が強張ってしまっていたり、呼吸が止まっていたりする。仕事中なんて、結構そんな感じの時ある。
だから私にとってのヨガは、改めて「外は柔らかく、芯は力強く」を確認する時間。
そして最近なんとなく思っていたことやけど、やっぱりこのことばは私にとって、人生のテーマ的なもののような気がしている。
あくまで外は柔らかく、優しく。心の内には、一つしなやかな軸が通っている。そんな人になりたいと思う。
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「軸」という言い方とは別に、しっくりくるなあと思う表現は、「炭火」みたいなものかな、とも。
炭火の周りには人が集まる。特にこれからの季節なんてそう。(夏にはBBQかしら。)いこる炭のまわりはほんのり暖かくて、なんかじっと傍にいたいような、癒されるような、心が穏やかになるような、そんなイメージがある。炭火自体は、優しいあったかさとは裏腹に、力強くて、凛々しくて。ちょっとした雨・水にも負けない。
そんな人になりたいなと思う。
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そんなことを書きながら、あ、やべぇ、肩まわりかたまってる!と思う。
実感したことしか、ひとには届かない。
そのことばは少し厳しいことやけど、真実だよなあと思う。
2019.10.21
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