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読書記録◆102歳、一人暮らし。

普段ワンオペ育児の日が多く、なかなか書店へ行くことができないので、本を買う時はたいていネットにお世話になっています。

先日、久しぶりに書店へ行くことができました。

ずらっと並んでいる本の中からビビッとくる本と出会う感覚を久々に味わい、心がじわーっと満たされました。

書店に行くといろんなジャンルの本が自然と視界に入るので、普段読まないジャンルの本とも出会えるのが刺激になって良いですね。

書店に足を運ぶ時間を月に一度くらいは作っていきたいなぁ。

それでは本題へ。
今回ビビッときた本はこちら。


人生100年時代。

死ぬまで自分の足で歩き、食事は口から摂りたい。認知症にはならずにずっと自分のままでいたい。

なんとなくそう考えてはいるものの、実際にロールモデルとなる100歳はいませんでした。

生き方のお手本となっている祖母もまだ80代。

以前、介護施設で働いていた時に100歳を超える方の介護をさせていただいたことがありますが、そもそも施設に入っているということは要介護状態。

失礼な言い方になるかもしれませんが、自分がなりたい100歳のイメージとは離れています。

こちらの本は、102歳で一人暮らしをしている哲代さんの日記がベースとなっています。

まず、この日記形式なことに驚きました。100歳超えて日記書いてるの?と。

80代の祖母ですら、文字を書く機会が減ってきていることもあり、書くことが難しくなっている様子。


哲代さんの座右の銘は、「さびない鍬(くわ)でありたい」。

鍬と同じで、人間も何かしていないと錆びるもの。体も頭も気持ちも使い続けていると錆びない、とのこと。

布団の上げ下ろしをして、新聞に目を通し、料理をして食事をし、畑仕事をして・・・毎日忙しく過ごしている哲代さん。玄関の前は坂になっており、毎日上り下りしてるそう。

元気に長生きするには、日々体を動かし、頭を使い続けることが大切だという情報は誰もが一度は耳にしたことがあると思いますが、私のようなグータラ人間は、そうは言ってもなかなかねーと率先して怠けるわけです。

しかし、実際に体現している方がいるとなると話は別です。今のうちからそういった習慣を身につけていきたい。

また、哲代さんはお友達と話をする時間も楽しみのひとつのようで、家にはよく友人が集まったり、お寺で集合したり、人との繋がりが強い。

つながりを持つことも老後を元気に過ごす為に必要である。というか、老後じゃなくてもつながりは重要ではないか。

孤独は辛い。日頃、一人の時間が欲しいと思っているし、一人で過ごすことは好きですが、独りはしんどい。歳を重ねて体力が落ちての独りはさらにしんどいことが想像できます。

どんなコミュニティに属するか、これも人生において大切なことだと思います。

哲代さんは、思いついた時に柔軟体操をしているそうで、前屈すると手がしっかりと地面につきます。これには驚きです。

私も毎朝ストレッチしているといえど、地面になんとかつくかつかないかといった感じ。

毎朝のストレッチは継続するとして、気持ちもう少し伸ばすこととします。(誓い)

人生100年時代のロールモデル、哲代さんを目指して日々精進していく所存です。

それではまたー!

#読書感想文 #人生100年時代 #哲代さん
#育児 #アラフォー #みいる

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