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仕事で鬱になるより、育児の方が遥かにしんどいなんて誰も教えてくれなかったから

限界OL  MEGANちゃんです。

出産16日目を迎え、赤ちゃんと旦那氏と3人生活がスタートしました。入院中に書いた育児への悩み・ジレンマを書いたnoteが過去1番いいねをいただいたので、ぜひこちらも読んでみてください^_^

今回は、過去に仕事で限界を迎え鬱状態だった経験を思い出しながら、育児、遥かにしんどかった体験をシェアします。世の中のママさん、妊娠中の方、これからパパになる方、皆さんに読んでいただきたいです。



母乳育児の圧でボロボロになった乳頭と私

私の産院は母乳育児を推奨していて、特に母乳もバシャバシャ出る私はミルク入れずに頑張りましょう!という指導を受けていました。

初めての3時間ごとの授乳。寝れない、上手に飲ませられない、欲しいタイミングでおっぱいがうまく出ない。すでにボロボロですが特にしんどいのが「上手に飲ませられない」問題。

この結果、私の左の乳頭は亀裂が入り、乳茎部がボロボロ、授乳のたびに悲鳴をあげ、授乳が終わると血が出る始末。

なかなか口が大きく開かない赤ちゃんと、うまく飲ませられない私。浅くなってしまった飲み口を、一生懸命吸う赤ちゃんは十分な母乳が飲めず泣き出す。これを続けてしまい、乳首の根本がえぐられ、血が出てくる。

何がしんどいかって。

痛くて痛くて、授乳が億劫になってしまう自分と、うまく吸わせられなくてお腹が空いて泣く赤ちゃんを見て、母親できてないんじゃないか、と思ってしまうこと。

千切れるんじゃないかと思うほどの痛み。
授乳のたびに、痛みを思い出して怖くなる。
次第に、こんな風に思うなんて、私子育てできるの?これからたくさん試練があるのに、耐えられるの?という不安が大きくなり、だんだん母親になんかなれなくないか?と思い始めました。

1日に8回、それ以上の授乳。毎回、涙が滲むようになり、もう限界だ、と助産師さんに電話をしました。

ひとりじゃなくて、2人だから越えられた夜

電話先では、ああ、よくあることよ、と慣れた風の助産師さんが答えてくれました。取り急ぎ搾乳で乗り切ること、2、3回は休ませられるので、朝方電話して経過連絡をすることに。

その夜は一先ず痛みから解放され、心も少し軽くなりました。
ただ、この痛みにあと何日耐えなきゃいけないの?と考えただけで絶望的な気持ちになり、搾乳しながら涙が滲んできて、またも母親失格なんじゃないかと、涙が止まらなくなりました。飲ませる担当の旦那が起きてきてくれて、そこで泣いてる私を見て、抱きしめてくれた時には、もう限界で。

その時に旦那は、こう言いました。

「もう十分がんばってるんだから、自分を責めないで。母親失格だなんて言わないで。おっぱい飲んで、この子は今も成長してるんだから。十分、頑張ってる。」

なだめるように、静かに、でも、付き合ってる時みたいな暖かさで包んでもらって。
びっくりするほど涙が止まらないのはホルモンバランスのせい?それとも本当に限界までしんどかったから、て思ってもいい?


誰にも褒められなければ、誰にも感謝されないのが育児なん?

程なくして、数日後に検診で産院へ。赤ちゃんの体重測定、乳頭の状態を先生に見てもらうことに。赤ちゃんの体重が、緩やかにしか増えず助産師さんと顔を見合わせ、またも落ち込んでしまいました。

次に、私の乳頭の状態を見てもらうことに。左の亀裂の入った乳頭は、血は止まったものの赤みがかっていて痛々しい状態で。それを見た先生と助産師さんが声を合わせて

「これは、ひどいね。相当、頑張ったんだね。」

「辛かったでしょう」

そういう言葉をかけられるのはわかっていたのに、「ですよね!」って元気そうに振る舞いたかったのに、あれ、なぜだろう。じわじわと、涙が滲んできて、「あ…そうなんです」と言いかけた頃には言葉が出なくて、代わりに涙が溢れてしまいました。

一緒に育児奮闘中の旦那さんと、二人三脚でつきっきりでお世話してきた。
毎日、できるようになることが増えた。おむつ換えも、授乳も、沐浴も、爪切りも、寝かしつけも、だんだんスムーズにできるようになった。でも、この頑張りって、誰にも褒めてもらえないんだよな。誰にも、ありがとう、って言われないんだな。一人の命
を育てあげるのに、それを一人で、もしくは夫婦でやり切るのに計り知れない年月をかけるのに。

私は過去に、仕事でミスして、ビルの屋上から飛び降りたかった。次の日の早朝に上司と謝りに行くのも、嫌で嫌で仕方なかった。こういう経験じゃなくても、やりがいが感じられなくて仕事を辞める人がいるように、慣れない育児に心が折れたり、他人との関わりがどんどん減って自分の精神力との戦いになる人は、この世にたくさんいるのではないだろうか。

乳頭が痛いだけで、抱っこも億劫になるのに。うまくおっぱいがあげられないことで、めちゃくちゃに自分を責めてしまうのに。仕事はある意味無責任にさえなれるのに、育児は人の命を育ててる責任感に、どれだけ押しつぶされるか、私は知る余地もなかった。

こんな辛さを、育児を経験しなければ、知らなかったなんて。私、もっと世の中のお母さん、ワーママさんが悩み抜いて生きてきたの、知りにいけばよかった。


がんばらんでええ、テキトーでええ


これは、私が授乳に悩んだときに見つけたYouTuber HISAKOさんの動画でのお決まりのセリフ。この動画のいいところは、たくさんのママさん、妊婦さんが悩んでることや
うまくいった、行かなかったなどの1つのコミュニティとして存在していることだ。

1つのコメントに対していいねがたくさんついていることや、近しい経験談を見てわかる〜といいねを押すことで、なんとなく1人じゃない気持ちになれる。この動画に出会えただけで、一人じゃないと思えた。世の中のママさんみんな頑張ってるんだなって思えた。


私も、このお決まり台詞を思い出して、日々力を抜いて楽に生きようと思えた。こうしてnoteを更新できたのも、この動画に出会えたおかげです^~^


もっと、世の中のママさんと繋がりたい。しんどい人たちと会話しながら、お互いの頑張りを共有してより楽に育児していきたい。これからぶち当たる保活や、離乳食や、育児のあれこれにきっとたくさん悩むと思うけれど、もっと楽に生きよう、そう思えた思えた夜。

また気ままに更新していきます^_^ ぜひいいね、フォローよろしくお願いします。

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