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映画 『ミーガン』

映画『ミーガン』(原題:M3GAN) を観てきました。よく考えてみると、めちゃくちゃ久々な劇場でのホラー映画!

テーマはAIです。あるメーカーが、最高のAIロボットを開発する。その名も“ミーガン”。

めっちゃ頭良くて最高なんですけど、その反面で超最悪なんです。

最新技術はそういう部分がある。避けられない事実。

精神的にゾッとするホラーという感じで
好みな雰囲気の映画でした。

これいろいろ考えちゃうのが、ただの架空の話じゃなくて実際に起こり得るということ…。

理屈的にも技術的にも全然可能だと思いますね。

ロボットが感情を持たないなんてとんでもない。脳の動きって結局電気信号なんです。そして感情伝達物質も明らかになってきている。と、いうことは機械だから感情を持たない。自己判断できないとか決めつける事はできないんです。

そしてAIは学習して、知識を得ていくそして経験していき育っていく。子供の成長と何ら変わりない訳ですよ。
そこに高度な計算機能が備われば、人間以上のものが出来ていく可能性は捨てきれない。自らだけでも学習する訳だから。

そしてそうなった時にどうなるか……。

これは考えなければいけない問題でしょう。

そして、暴走しないように一定の規制はいるでしょう。自己学習し出した際にどう暴走するか分からない事が理由です。

そしてネット上にある情報は、正確かどうか悪用されていないか。AIにどう学習させていくかも重要でしょうね。

どうなっていくかは未知数です。

ミーガンは大暴れしてしまうんですけど、それはミーガンが悪いわけでも技術が悪いわけでもない。

それをどう使うかの人間の問題。

そして、ミーガンという人工知能を取り巻く環境の問題でもある。

何だか恐ろしい気持ちがしました。

この話とはちょっと違うけど、学習のさせ方によっては人殺しまで可能になってしまいますよね。全然、可能なんです。

便利な道具ができても結局それを使う人がどうかという話。そして開発者やそれを取り巻く人の倫理も大きく影響するはずで、それは避けられないはずです。

ゾッとする話に思いました。

AIの凄いところと怖いところが共存してる描写を見事に描いた『ミーガン』という映画。

それだけじゃない見どころも沢山ありました。

特にクスッと笑っちゃう歌が気に入った。ミーガンのセンスすげーと感心しました。こういうのも学習していくなんてマジで偉い子で天才やろ!

あと、キモ可愛いいダンスも良かったな 笑。

演出もさすがホラー演出に慣れたBlumhouse だけあってよかったです。

最高と最悪が共存してるんですよミーガンは。

とても魅力があるんだけど、同時に恐ろしい部分もある。科学の課題です。

映画レビュー、いろいろ!


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