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デューン 砂の惑星PART2

デューン 砂の惑星PART2(Dune: Part Two) を観てきた。前作は、スクリーンで見逃してしまったため今度こそは必ずと予定していて念願叶い嬉しかった。

映画の内容も、大満足。160分以上ある上映時間があっという間に過ぎ去った。

良い作品を観させてもらったというのが第一印象。原作をも裏切らず、雰囲気を活かした作りは前作に引き続いていて印象が良かった。

音響と美術も手が込んでて素晴らしい。

大画面に映り込むまるで生き物のような砂、そして低音が身体の芯に響く感じ。これは劇場でしか体感できないはずなので観たいと思っている人はぜひ映画館に行くのをおすすめしたい。

デューンは、有名なSF小説で多くの人が愛する作品。あの、風の谷のナウシカやスターウォーズなど多くの作品にもデューンが反映されていることでも有名。私も好きな作品なので、ちゃんと丁寧に実写化されていることが嬉しく思っている。

今回のパート2は、前作よりも戦のシーンが増えたため見せ場が増えていた。
スクリーン向けに盛り上がる箇所を所々に設け、上手に作られていて良いもの見せてもらった。すごい作品ができたなという印象を抱いた。

SFというのは、時として人々の歴史が映し出されている。このDuneも例外ではない。

未来の話なのに、昔のように見えたりする。
または、古い話のはずなのにいま起こっていることのような気がする。何度見返しても発見があるもの。

それはまるで、タイムリープのように……
そんな感覚もDuneは見せてくれる

決して、Duneはファンタジーでも作り話でもない。歴史を映し出している例え話で、私達自身の話のようにも観ることができる。

サンドワームを操る種族は、宇宙人だと思う
蛇のような形のそれを理性でもって制御している。本来持ち合わせている人としての本能を操る。

とても進んだ文明を持った種族なのだろう。
けれど、それを人に当てはめたらどうなのだろうか?時として、彼らとサンドワーム自体が私達のようにも見えてしまう。

暴れる砂漠を観て、いろんなことが頭をよぎり飲み込まれそうになった。

人類、科学、宗教、戦争………

とてつもなく多くの歴史が凝縮されている話で、とても良い。

台詞も好きな部分が多く、もう一度、原作をしっかり読み返したいなと改めて思った。映画もまだ続きそうな予感がするので、それまでに読み進める楽しみができた。

音と映像の作り込みがよく、原作のイメージを見事に再現した大作で映画館に足を運んで良かったです!

英語学習に、映画を観るのも良い方法のひとつです。私自身、好きでよく観るのでいろんな作品のレビューをまとめています

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