海外行きの条件
私はTwitterが好きだ。どのくらい好きかといえば、会社情報を確認し会計情報を確認し、赤字とわかってそれは困ったと思ったくらいだ。
Elon Musk が、言論の自由を守りたいと言い経営改善を始めた。話を聴くと、とても筋が通っていた。応援するために、Twitter Blue の一年分を急いで払うくらいにはツイ廃だ笑。
そんなTwitterを私はオーストラリアに住んでいる間に始めた。本格的に発信し出したのもその頃から。なので、当然オーストラリア在住者やワーキングホリデーしたい人、海外暮らしの人の発信がタイムライン上で見えるようになっている。
最近、気になっているのは海外行きの条件についてだ…。
少し前から、マスメディアが無責任に大袈裟に海外出稼ぎのメリットばかり強調して報道し出した。私は正直、とても不審に感じた。
そもそも論で、出稼ぎとしてワーキングホリデービザを使う事が変なのだ。
下の画像は、オーストラリア移民局のWebページだ。
ちゃんとビザの定義が書いてある。
意味は、「子供から大人に成長する人のために、ホリデーを延長し、その資金とするために仕事する事を認めるもの」だ。
分かりやすくすれば、ホリデーを楽しむ資金を稼ぐために働く事を認めてるって事。
海外に渡る際に、ネットで誰が何を言ってたとかそんな事を元にした条件は成立しない。
行くか行かないか決めるのは自分である。発信者は、自分の経験や何らかの思いからいろいろ言っているだけ…。
自分の意思と、他人の意思は分けなければいけない。他人が言ってる事は参考にすれば良い。
ただ、発言に対し、無責任な人も多く大変みていて嫌な気持ちがする。
そして、ネット上にも嘘は多い。
性格悪い奴も多い。そして、そういう人は助けてはくれない。
優先すべきは、外国人を管理する移民局の情報。
その彼らが決めた「海外行きの条件」を破るものが多ければ、国として、所謂「日本」の評価が下がってしまう。それも心配だ。
マスコミのいい加減さがキモい。そうも思っている。レベルは低い。ジャーナリズムはない。
オーストラリアは観光で儲けている国。そして、「観光」収入に重きを置いていて、留学やワーホリもその区分として会計処理している時も多い。私は会計学の集まりに何度か参加し、財務状況や税などの資料を見てそれを知っている。
これは度々公表されてるんだけど、大々的に宣伝されていない。
留学生は、「勉強」するためにビザを取ると証明しなければビザが降りない。その調査をしている。その一方で、これを「観光」としている。
大変、矛盾したダブルスタンダードなんだ。
だから、ワーホリビザを「出稼ぎ」に使っても大きな声で注意できないんだろう。
しかし、表向きには上に挙げたようなビザの定義をあげている。
これは確実に政治だと思う。そして、その時々の経済的状況により左右される事情だろう。
ネット情報なんかよりも、自分がどうしたいか?そしてそのためには何ができるか?を考えて欲しい。その手段を探して欲しい。
情報に扇動されてはいけない。情報は利用せねばいけないはずなんだから…。
そして、移民局の情報はコロコロ変わる。
外国に行くという事は、外国人として暮らすという事。
ビザが絶対である。
日本は、そんなに頻繁に変わらない国だが世界は異なっている。昨日言ってた事が今日変わるなんて事で驚いてはいけない。
だから、エージェントとかだって全ての情報を追いきれていない。不可能だろう。そこまで求めて頼るべきではない。
だから、海外行きの条件はネットで誰が何を言ってたかとか、自分がどう思うかの感情じゃない。
移民局の状況を把握せねばいけない。
それは、どこの国でも同じ。
英語が分からないなら、調べながらでもしっかり理解しておくべきだ。
これをしょっちゅうしなければいけないのが、海外暮らしだ。ビザの規則破ってたら、「はい!あなた出てってね!」と言う権利が向こうにあるんだから。
今、状況が良くても急に働けなくなるリスクだってある。それは単に外国人だからという事。移民局がボスだからという事。
いざとなったら彼らは、どれだけ金持ってるかまで調べ始める。これは事実だ。
お金がなくても大丈夫。よくそんな無責任な事言えるもんだ。驚きを隠せない。
移民局の情報こそが大切な、海外行きの条件という事を、溢れる情報の中見失う人がいないように今日の記事を書きました。
より良い、生き方をして欲しい。そう思うから。