映画『チューズ・オア・ダイ』
最近観たNetflix映画『チューズ・オア・ダイ: 恐怖のサバイバルゲーム』について書きます。
観た感想は、B級ホラーですね。そういうのが好きな人はハマるかもしれない。
たまーにグロいシーンがあるので、それさえ大丈夫だったら軽い気持ちで観れるレベルと思いました。話も至って単純で分かりやすいので、、
脚本は置いておくと、特質すべき点は英国の雰囲気や今の流行がよく分かること。
おそらく多くのイギリス人は最後まで観て結構好きな人は多いと私は思いました。
多分共感するし、スカッとする人もいるかも…
ストーリーはそんな練られていないけど、英国人の生活の雰囲気や、現在のレトロブームがよく表されている。
私がオーストラリアのパースに住んでた時、すごく実感したのは、英国含め欧州の人は古き物を大事にする人が多いということ。
音楽を扱うお店に行けば、レコードが売れていたり、今ではカセットテープも好きな人が結構見つかる。
メカ系でも、いつまでも古い部品が価値あるものとされやり取りされていたりするし、街では、クラッシックカーに乗る同好会らしき人を見かけたことも。
そんな風なので、ゲームのジャンルもレトロなものもまた人気が出るんです。もちろん80年代も。
8bit 風も刺さる層がかなりいそう…
欧米では、古きものも大事にしたい。そんな人もすぐ見つかるんですよ。
それなので、Netflixもこういう作品を作ったのでしょう。
街の開発も、古き街並みが壊されていくと地元の人は老若男女関わらず割と嫌がっている人も簡単に見つかりました。
なので、近代とレトロな融合は欧米人目線で見るとかなり刺さる人もいると思います。
ただ、ホラーマニアみたいな人だとイマイチに感じるだろうなと…
これ、人によって評価が分かれそうな映画に思いましたね。ビジュアルが刺さる人とそうでない人でも大きく変わりそう。
私は、英国の現実とあり得ないホラー描写がなんかミスマッチで可笑しくて結構楽しめて軽い気持ちで観れました。
多分、B級ホラーも好きだからと思います。
英語を勉強中の人は、Netflixで英語字幕もつけることができるので、英国のリアルな雰囲気や今の欧米のちょっとした流行を知ることができる意味で良い映画かなと思います。
多くの英国人は、主人公達に割と親近感を持ってみる作りとも思いますのでそういう視点から観るのもよい。
B級ホラーが訳なく観れる人は、言われてるほどは悪くないなと思うはずです。
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