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映画『65』

Amazon プライムビデオで『65』という映画を見つけ、鑑賞してみた。そこまで長くなく、あんまり考えずに観ることができる娯楽作として、まあまあ良い出来だと思う。

Amazonの動画サービスは、自社コンテンツ以外は英語字幕が付かないものが多い。けれど、この作品は英語の字幕機能が使えたため、紹介しようと思った。

内容は、題名の如く6500万年前が舞台になっている。英語にすると、65 million years ago だから、『65』なのか!と納得。

まあ、そんな設定なのでアドベンチャーとSFが混ざったような世界観が続く。時代が時代なので、恐竜も出てくるし様々なことが起きる。

さて、このnoteで私は英語のことを中心に書いているので、彼らのコミュニケーション方法に焦点を当ててまず書いておく。

Adam Driver 演じる主人公と、偶然出会った少女との交流にコミュニケーションの本質が表現されているのに注目したい。主人公は英語話者だが、彼女は全く英語が理解できない。そんな状況からコミュニケーションが始まる。

この映画の舞台では緊急自体に陥っているため、機械がうまく作動せず、翻訳機さえ使えない。何のヒントもなく、最初は全く言語では通じあえなくなっている。

そんな中で、身振り手振りでなんとか伝え合おうとする様子は、言語だけでない非言語コミュニケーションの大切さも伝えてくれている。

協力しあっているうちに、少女は少しの単語を習得していく。そういう描写に、コミュニケーションの本質が表されている。机の上で勉強ばかりしていると、基本的なことだけど忘れがちなことに思うのだ。

このように、主人公と少女が少しずつ結託する様子も、見どころのひとつ。

それだけではなく、恐竜とのバトルシーンも見どころだろう。生き残るために、何が何でも意思疎通をしないといけない様子が映像表現されていた。

ジュラシックパークみたいに、ど派手ではなく地味な演出なのだけど、それが逆に良さと思える人の方がみていて楽しめるのではないだろうか。どうなってしまうのだろうという場面が何回かあるので、飽きないのではと思う。

色々な困難がちょくちょくあるが、最後はちゃんとハッピーエンドで終わるので鬱屈とした気持ちにならない映画。スッキリとまとまっている印象だった。

ちょっとした息抜きに、軽い気持ちで観る映画に適していると思う。

この映画は、会話が多くない部類だろう。そのため、英語自体にまだそこまで慣れていない英語学習者も、アドベンチャー要素が強いため英語字幕の慣れにも良さげ。そこまで難しい表現は使われていないというのも、英語字幕初心者には良い気もする。

今回は、6500万年前を舞台にする映画『65』を紹介してみました!

英語学習者は、英語を使ったコンテンツを観るのも英語慣れに良い。英語字幕で観るのも、楽しみながら学習出来る方法のひとつとしておすすめ。

英語字幕がついている映画も、ここの中で度々紹介しています♪


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