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ブルー きみは大丈夫

『ブルーきみは大丈夫』(原題:IF) という映画を観た。ブルーっていうのは、もふもふな癒し系キャラクターの名前。まあまあ、かわゆい。なので、パッと見た感じ、和み系の映画に見える。

全部観たところ、やっぱ見た目を裏切らず癒し系の映画だった!

小さい子も大人も一緒に観れそうなホンワカするあらすじ。けどある意味、ちょっと新しい感じもした。

全然あらすじ知らずに見始めたので、
も、もしや、これ、涙を誘ってくる系か!? 
と身構えたけど、私的にはそんな雰囲気よりは笑顔になる系だったかな。

この映画、邦題に ブルー とか きみ とか書いてあるので、もふもふキャラと君を指す女の子が中心かなと思ってしまったが実際は違った。

IF は、英語で If とか if とか記載するが、原題では両方大文字にしてある意味がちゃんとある。

まさに、IF が中心のテーマで、そしてそのIFこそ、そのそれぞれが主人公でもあることがこの題名にも表れていると分かった。

製作者の想いが込められているのが、この題名だと思うから、邦題もIF のままにして欲しかったなあという気持ちが湧いてきてしまった。

ただ、
なんだろ?このブルーって…?
そんな感じに思って見始める人がいないかと狙ってこの題名にしたのかなって感じもする。

キャラクターの宝庫だからね、日本は。

キャラを全面に出すべきかなと思って、広告戦略を打った努力なのかなと…

ただ、ブルーについて知りたくなっちゃった人はちょっと物足りなくなっちゃうような気がするから、その点はテーマ的に好ましくないような。

とはいえ、どんなきっかけで見始めるにしろなかなかストーリーも作り方も良い映画だと思った。

年齢関係なく大切にした方が良いメッセージが込められている。そして、映像表現も良い。キャラクターに癒されるのはもちろんのこと、光の使い方が、とても素敵だった。

出演者のリストを見たら、キャラクター達の声優陣もすごい豪華だった。観ている間は全然気づかなかったから、みんな声の職人!

ブルーと一緒に、ライアン・レイノルズも出ていて、デッドプール以来に観たなあ…下品さはない。あったり前か 笑。

さて、ここで出てくるブルーは名前と違ってパープルなんだよね、色が。それにも理由があって、それこそがすごくいい。物語観てると分かるけど。ほんま、癒されるよ。これは。

子供向けファンタジーみたいな分類だけど、大人でも多分かなり和むので、なんか心疲れてるなと感じる人は鑑賞してみてほしい映画。

子供も観れる作りの映画なのでスラングは少なめ。英語が崩れていない分、聞き取りやすいから英語学習者の息抜きにも、良さげ。

「もしも」をテーマにした映画や創作物は、英語圏でも、結構多い。やはり、大切なテーマを込めることができるなあと。

癒し系映画を探している人は、『ブルー きみは大丈夫』(IF ) を観たい映画リストに入れておくのをおすすめします!

英語学習のためになることを選んで書いているnote ですが、映画のレビューなどもたまに書いてまとめています。

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