映画『オーバーボード』
今回は、軽く映画の話を書きたいと思います。Amazon プライムで見つけた映画『オーバーボード』(Overboard)についてです。
英語字幕をつけることができたので、英語学習にも良いです。
題名に使われている“overboard”という単語は、“船の端っこから海に投げ出されてしまう”という意味がある。この意味どうり、船から海に投げ出されてしまった男が出てきます。
そして、その船はといえばイメージとしては豪華クルーズ船が近いかな。
そこに乗船中の金持ちのドラ息子。
そのクソ男は酔っ払って、海から投げ出され記憶喪失に……そこで以前この船の清掃をしていた女性が、彼を見つけそこから物語が始まる。
コメディドラマとして、軽く観れるのが良かった。一見、裕福そうに見える家系と労働者階級の対比で、色々な社会が切り取られて見えてくるのも悪くなかった。
始まりは最悪なんだけど、ホンワカした気持ちになってくる点も良い。
深い話を求めている人には、脚本がよくある作りに感じちょっと満足いかないかもしれない。まあ、こういう話の運びは良くあるし。
けれど、気晴らしに軽く観るのにはちょうど良い作りに感じた。総合的には、面白い部類の映画だと思う。
後から調べたら、な、な、なんと1987年のアメリカ映画のリメイクらしいから、時代変われど、こういうストーリーラインは好感を持たれるんだなと認識した。興行収入の見込みがなきゃ、おんなじテーマで作らないしという所はあるからね。
この主人公のクソ男レオナルドが、少しずつ変わっていく様子がなんだか微笑ましく。視点を変えてみると、そのクソ男ぶりも周りの環境が作り上げてきたと捉えることもでき色々思う所はあった。
資産家の家でも、荒れている人って結構いてまあ一定の共通項あり。そういう描写が、リアルっぽいんだよね。
それに、あんなしょっちゅう海に浮かんでると生活に張り合いもないわな。それに何だか飽きてこーへんかなとかも、よぎった笑。
けど、清掃の仕事をしながら学習までしてる頑張り屋な女性ケイトには当然そんなことは理解できない。と、いうかそんなゆとりもない。
互いに、違った苦労があるって訳。
本来は、分かり合えないだろう2人の誤解が晴れ、次第に交わっていく様子も心地よい。
ま、始まりは最悪なんだけど…
なかなか見どころありな映画でした。
軽く観れる映画として、おすすめです!
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