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映画『アトラス』

Netflix を開いたら、『アトラス』(ATLAS) という映画を見つけたので、鑑賞してみた。

Netflixは、私の好きなブラック・ミラー(Black Mirror) を産み出しているので、やはりSFがテーマだとチェックしておきたくなる。

そういえば私にとっては久しぶりのジェニファー・ロペス主演作品でもあった。

テーマは、簡単にまとめるとAI。それでもってロボット戦闘系という雰囲気。最近のNetflixに良くある軽く鑑賞できるSFが売りかなという映画だった。

今の社会傾向を踏まえて、AIがテーマにされているのは注目すべき点。どんな風に描いているかが特に興味深い。

特質すべき点は、主人公がAIに恐怖心をかなり抱いている所。理由は、身近な母親が人工知能開発に関わる優秀な人物だったことが非常に影響している。そうして彼女が成長した後、社会でAIに関する色んな問題が持ち上がったのに相まって余計にその不信感を募らせている。

人には必ず色々な面がある。使い方によっては、優れた科学技術も兵器にさえなる。しかも、AIは必ず学習基があり人間が関わるのでその人の思想が良くない方向に傾くのであれば凶器である。

身近であったからこそ詳しく知っていた彼女。AIに対する恐怖心は、それでこそ作られた。その恐怖心を抱えた主人公をジェニファー・ロペスが演じている。

戦争兵器になってしまったAIが、狂気にも歓喜にもなり得る。そんな2面性を分かりやすく描いている点が評価でき、悪い映画ではないなと思った。最後まで、なんやかんや飽きずに観ることができた。

ビジュアルも、ロボットアクションが好きな人はハマりそうかなと思う。

近未来、技術と共存している架空の社会が描かれているのも興味深い。管理側が機械を周りをコントロールするためにプログラミングしてしまうのは、気持ち悪く怖いことだと思う。その管理側に、欠点があり発見されなければまずいことになる。

便利なものも、規制がないと犯罪に使われて非常に危ない。コンピュータの発展と共に歩んできた世界ではそういう感覚の人が多く、この物語の主人公はそういう世論を代弁しているような感じもする。

人嫌いがAIを作ったり学習させたらどうなるか?

多くの人が危惧している部分を描いている。

最近の流行に非常に合ったSF作の『アトラス』
観ておいて損はなさそうかなと思います。

Netflix製なので、英語字幕をつけれるのも英語慣れに良いですね。

トレーラーを貼っておきます!

英語学習者は、様々なジャンルの映画を観るのも非常に英語慣れに良い。

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