もっと遠くへ行こう。
Amazon Prime で、『もっと遠くへ行こう。』という映画を観てみました。
原題は、Foe 。
ちなみに、foe は敵対するものを意味します。
この映画において、
foe は、
AI
政府
環境
立場上の違い(人間関係)
夫婦の間に存在する障害
男女間の距離(物理的と感情的)
等、多く当てはまるように思いました。
こう書くと、なんとなく分かると思いますがこの映画は近未来の話になります。
分類分けは、SFでしょう。けれども、ヒューマンドラマの雰囲気がすごくありました。
演出は、余白があり派手さがない印象。静かに話が進んでいきます。そのために趣がある作りでなかなか良いなと思いました。
舞台は、荒廃とした場所であまり何もない。
それだけど、大きなプロジェクトが進んでいるという対比があった。
邦題の「遠く」は、この映画の場合は宇宙を表している。けど、宇宙空間はほとんどと言っていいほど出てきません。チラリとしか……
人工知能も出てくるのですが、それもあんま匂わせない。
ここら辺の作り方がとても上手だった!
最後まで観て、全て繋がる!!
これはAmazon が供給しているので、英語音声に英語字幕でも観ることが出来る。なので、英語学習者にも良いと思いました。
わちゃわちゃと音が多くないので、英語を聞き慣れていない人も疲れにくい部類になるのではないかなと。
最近の映画は洋画も含めて説明が台詞やらなんやらで多いものも、しょっちゅう見受けられる。
こういうものは、音が聞き慣れていない人だと疲れやすいだろうと思うし、英語字幕に慣れていない人は大変だろうと推測できる。
余白が多いし、そんなにうるさくないので英語字幕に慣れていない層でも導入に良さそうな映画のような気がした。
映画『もっと遠くへ行こう。』(原題:Foe) は、分野はSFなのだけど「敵対するもの」を色々な角度から描いたヒューマンドラマの雰囲気が強かった。
余白がある静かな雰囲気の映画で、英語字幕に慣れない人でも英語学習に使えそうな映画の側面もあると思いました。
トレーラーも貼っときます
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映画を観て英語圏の雰囲気と言語に慣れるのは、効果的!
レビューいろいろ書いてます