ちゃんとした包装は特別サービス
プレゼントを上げる時に、日本だと包装にもかなり気をつかう印象です。
ラッピングサービスというものがありますね。
しかし、庶民はこれを使わない人もとても多い印象なのが英語圏です。
特に気心知れたもの同士では、、
お店に行ってプレゼント選びをし、お会計でプレゼントと知らせても、値札を隠してくれるくらいでそのまま袋にポンと入れられるとかは珍しくないのです。
(もちろん、袋の種類を変えてくれるところとかはあるのですが…)
最初は慣れなかったので、私も「ラッピングは?」とか聞いていました。
すると、
「ああ!あそこのお店に包装紙売ってるから自分で準備してね!」
とか、
「あそこのお店が、ラッピングを有料でやってくれるよ!」
みたいな事を言われ、どのお店でもちゃんとしてくれるとは限らないと知りました。
ある程度値段が高い場所は、それなりのものがある印象ですが他は様々。
なくても珍しくないです。決してサービスを雑にしてるつもりという訳ではないのです。
だから気心知れた人達が気軽に贈り物をする際は、品物を入れる袋だけの工夫とかそういう人も多い。
なので、包装紙に意外と慣れていない人もいる。
私は豪州でお世話になった人に贈り物をした時、包装紙が綺麗だったためにとても緊張されました。
英語圏の人は、渡されてすぐに贈り物をその場で開ける人が多いのだけれど
わーい!!!なんだろー!!!!!
みたいな明るい雰囲気を出し、その場でビリビリと豪華に包装紙を破いて開封する人が多いのです。
けれど、よく見ると包装紙はすごく適当なものも多いから気軽に出来るのかな?
そんな気がした。
中身は立派なものでも、そこら辺にある新聞で包んであるとか。いつものお店の包装にリボンだけついてるとかその程度のも珍しくないし…
自分でラッピングする人もいるのだけど、そんなに綺麗に出来る人はあまりいない。
慣れていないのが大きいのではと思います。
環境的にも、包装紙に気遣いする習慣が生まれ難い人も多いのかな?
そんな気もしました。
彼等にとっては、包装紙をビリビリに破く程度の気遣いがいらないラッピングが多かったためにそのような開け方に慣れ、習慣となっただけなのです。
日本では贈り物だと包装紙をちゃんとするみたいな感覚の人が多いと思いますが、英語圏ではちゃんとした包装紙は特別サービスの感覚なのです。
日本で通常包装したプレゼントを運ぶだけで、とても驚かれ緊張されるそんな経験をしてこうも違いがあるんだなあと知りました。
ちゃんとした包装は、英語圏では特別サービスなのです。