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映画 プロミシング・ヤング・ウーマン

今日、アマゾン・プライムビデオで『プロミシング・ヤング・ウーマン』という映画を観ました。

この作品、2021年度アカデミー賞の脚本賞を受賞した作品です。なので、一時期かなり注目されていました。

最近のオスカーは政治の左翼臭がかなり強いので、この作品もフェミニズム色が強いと思って私は懸念して観ていなかったです。純粋にエンタメにあまりポリティカルコレクトネスが入ると、なんか冷めるので。。。

だけど、一応観ておこうと考えて鑑賞してみたら、、最後まで目が釘付けになりました!

これは凄かった!!!

脚本賞の名に恥じない素晴らしい作り!
観ていない人は是非観てほしい!

あまり多く語ると、面白さが半減するのであまり書かないようにしますが、怖い話と思いました。

男性側にとっても、女性側にとっても、、

男女平等なんて軽々しく言う人もいるけれど、性差による違いなんて埋める事出来ないなと改めて思える事が出来る作品。

痛くて、辛くて、哀しかったです。

主役を演じる、Carey Mulligan(キャリー・マリガン)はほんとすごい女優です。取り憑かれたような、サイコな女性とその裏側の脆さをかなり器用に演じて全く違和感なくて安心して観ていられます。

だからこそ、なんか辛かったですね。。。

ここまで読んでくれている方は、お気づきと思いますがこの映画ものすごく内容が濃くて重いテーマです。それにすごく真面目な性の話なんですよ。

だけど、そういう面を全面に出せば本来観てもらいたい層に届かない可能性がある。ビジュアル面での工夫で思いっきり軽くポップな感じにみせているのが、制作者達の想いが伝わります。

セックス好きなコスプレビッチが色気で男を引っかける悪女を演じるような上手いトレーラーですよね。これを観て是非本編も観てほしい。

マーケティング努力すごいです。評価できます。

男と女は性の違いがある。それは、男女ともに理解し注意していなければいけない。

容姿を売ったり性を武器にして売りにする女性は存在します。ただし、それは仕事として割り切っていたり目的のためです。それを男性は性欲のみで左右されず理解しなければいけません。

そして女性も男性がいかに性に振り回される生き物かという事を理解しなければいけません。

それが出来れば性被害もハニトラも何も起こらない訳です。

とても辛い重い話でした。

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