アニメーション映画『9』
海外のアニメーションはちょっと変わった雰囲気で、日本のものとは随分と違うので色々と発掘するとなかなか面白いです。
しかも、大人向けのものもあり味わい深いものも多い。世界中から探してみると楽しいかも。
アニメーション映画『9』もそんなひとつ。
好みはあると思うのですが、人形劇のようで海外らしい作品という感じ。
しかも、なかなか凝っていて製作陣にはあのティム・バートンも名を連ねている。
主人公「9」の声は、ロード・オブ・ザ・リングで有名になったイライジャ・ウッドが務めていて豪華に仕上がっていた。
この映画、世界が荒廃した後を舞台にしているので、なんとなく暗く奇妙な雰囲気なのだけど最後まで観るまで彼等が何者なのかはっきりとは分からない。
9と9の仲間たちは人間ではなく、意図的に博士に創られているのだがその目的とやらがぼやかされている。
それでカオスな雰囲気のまま、ぼろぼろな機械と戦ったりして何なのだろうというシーンが続き、、興味深く時間が過ぎた。
ファンタジーを見慣れている人なら、そんなに珍しい雰囲気でもないはずなのだが……
そう言う私も割とファンタジー作を観てるのだが、全然飽きず、結局最後まで鑑賞できたのでキャラクターデザインの個性がやはり極まってたのだと思う。
えー。どうしてこんな風に作ってあるの。
という感じの謎が最後で明かされるのでスッキリした。
全体の雰囲気は、SF、アドベンチャー、ファンタジーの融合という感じの仕上がり具合。
そこにティム・バートン風が活かされていて、とても個性的な作品だった。
戦争兵器を作り、闘い荒廃してしまった土地。
そこに謎の人形風のロボット(!?)のようなものが創造される。
そうして、ガラクタなのに機械仕掛けのとても強い威力を持った敵が現れてしまい攻撃してくる。
結果、戦ったり立ち向かったりする。
彼等はそれに興味を持ち、9がその鍵となる。
全部、人間が介入していないのだが……
文字で書くととっても、ぶっ飛んだ話に見えるけど、、綺麗にまとまっていました 笑。
台詞もそんなに長いものがないので聞きやすいし、ひょっとしたら奇妙なので飽きが来ず観られるアニメーション映画かなと思います。
トレーラーを貼っときます!
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英語学習者は、映画を観るのも慣れになって良い。なので、映画レビューとかもまとめています