映画『ザ・キラー』
Netflixで、楽しみにしていた映画『ザ・キラー』を観てみました。
と、いうのもベテラン監督の作品だからです。洋画好きな人には、お馴染みDavid Fincher(デヴィッド・フィンチャー)監督。
Netflixにも彼のドラマ作品『ハウス・オブ・カード 野望の階段』、『マインドハンター』がある。そして、アンソロジーシリーズ『ラブ、デス&ロボット』の総指揮を務めている。
どれもなかなか良かったので、チェックしようかなと……
観た感想としては、率直に彼らしいなぁということ。雰囲気は、この中で言えば、マインドハンターっぽいかな?
正直、好みは分かれそう。
どんな感じかといえば、凝った映像を観せるといえば分かりやすい。暗く陰湿で微妙に汚い雰囲気に青いフィルターかけ洗練させているというのかな。独特な映像で特徴があるのですよ。
そして、単調に人物に焦点を合わせた様子をただただ描写していく。題名のまま、The Killer (殺し屋)を描いている。
簡単に言えば、まあいろんな出来事があり殺し方はそれぞれみんな違うとはいえ、殺し屋の日常をそのまま彼独特の映像美、形式美と共に切り取っている。
そして場所がスパイ映画みたいに変化していく
けれど、よくあるヒット作のように派手な殺し方はあんまり感じない。
そこら辺をどう観るかで、大きく評価が分かれる映画なのかな
たとえ、殺し屋だとしてもこの主人公にとってはそれが日常なのです。そして、任務(殺し)を遂行する時にいつも通りに
“Empathy is weakness and weakness is vulnerability. ”
「感情移入は弱さだ。そして、弱さは脆い。」
をつぶやく。
あー。憂鬱でうんざり…
そういう雰囲気が出ているんですよ
たぶんわざとこういう撮り方してる感じかな。。
日常の繰り返しを見せ、悩んでる暗殺者を見せる
ド派手にガーンとアクションし、
ガツンと任務実行!!!!!!!
みたいな演出では決してない
悩んで、退屈でくたびれている労働者なのですよ見せられてるのはそんな姿。
独り言のようなものも多い……
単純にデビット・フィンチャーの画を観るのが好きだったり、じっくりとしたストーリー物とか、例えば単調なロードムービーを描いた作品とか好きな人には向いてる作りかなと思った作品が『ザ・キラー』でした。
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映画鑑賞は、英語慣れにも役立ちます!
映画選びの参考にどうぞー
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