本読みをしない……
“ 21才の6割は、紙の本を読まない。”
こんな調査結果が出ているようだ…というのをニュース記事で知った。
どうやってサンプルを集めたか記事読んだだけでは詳しくは分からなかったけれど、何れにせよ本を読む人が傾向的に減ってるよということを伝えたいのだろう。
現代は、昔に比べ誘惑が多く他に意識が分散するだろうからあんまり驚かないけど、文字自体を見るのが苦痛な層はどの程度いるのだろうかとちょっと疑問を抱いた。
例えば、長文について思うこと。
そもそも日本語の長文を読むのが苦痛であれば、英語だけ特別長文に抵抗はないということは起こりにくいだろうことはすぐ想像できる。
そういえば、私がオーストラリアで外国人に混じり講座を受けた時、長文を嫌いな層はそもそも本なんて読まず英語の文章なんてとんでもないという感じだった。
苦痛でたまらない人も多そうで、世界共通の問題なのかなと………
そして本読みが好きな人と嫌いな人では、いくら言葉は交わし合っていてもコミュニケーションの見えない壁は大きい感じだった。
これ、もう英語だけでなく全ての言語でいえることに思う。
日本の教育は、資格や受験を重視しがちな人が多いため知識ベースで比重的に暗記をしがちだ。
英語であれば、英単語や英語表現を暗記帳作ったりノート作ったりして書いて覚えるとかそういうこと……
けれどそれだと、文字を読む動作と似ている部分があまりに多いので、あの最初のデータが正確で尚且つ21才の6割の中に文字嫌いが一定数紛れてると仮定すると、それだけで苦痛に感じるのではないかと容易に想像できる……。
そもそも、母国語で文字を沢山見るのに慣れていなく不快感を感じる人が、なぜ英語だったら大丈夫なのか?
不快感を感じた時点で、英語文字多くは見たくなくなり英語が嫌いになるなんて起こり得るはず。
ひょっとしたら、英語学習がそもそも続かないのは、英語が苦手なのではなく文章を読むのが嫌いだし慣れていないから不快という要素が強い人もいるのではないのか。
だとしたら英語を学ぶことが継続できないのではなく、文字を見て学ぶ方法が合わないということのような気もする。
本読みをしない……そんな層が英語を沢山読めるわけがない。
従来の日本の方法が、もうそもそも合わないし、無理していて嫌になるそういう話でないのかとふと思ってしまった。
文字を読めない層や読むのが嫌いな層も、身の丈にあった英語を話している人がすぐに見つかるのよ外国では…
とてもおかしいことにも思う。
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