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インドのカカオ農家での滞在で見えた、自分軸と心のあり方 その1
カレーを追い求め気が付けばインドへ
「インドはハードルが高い。」「インドはめっちゃ良くて何回も行ったよ。」「インドは人生が変わるよ。」様々な声がありましたが、
わたしカレーが大好きなんです。アジアのあの熱気とごった返した感じと共に日々もくもくと朗らかに生きている感じが好きなんです。
初めてのバッグパック一つの旅という時点でもうわくわく。
さあ田舎娘がインドへ飛びます。
海外旅はローカルに習う マンガロール編
世界遺産を見る、楽園のリゾートで現実逃避、それも良いけれど日本の旅でもローカルなディープ旅が好きなわたしは今回『Workaway』という宿と、ご飯と引き換えにボランティアワークをするサイトを利用しました。
農業ボランティアワークの『wwoof』のいろいろ版みたいな感じですね。
今回はレビューがたくさんあったMangaloreのチョコレートを作っている農家さんにお世話になりました。
他にメッセージをいくつかしたところがあったけれど、待てど暮らせど全く返事が返ってこなかったのでもうこれはここに行く運命でしょう。そう思いオファーしました。
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マンガロールはあまり馴染みがないローカルなエリアかもしれませんね。
日本人が珍しいらしく、空港に着いた途端わたしどこかおかしいですか。とでも言いたげなほど、周りの人からあからさまにジロジロ見られました。
空港でオーナーを待っていると中学生くらいのかわいらしいおさげの女の子とおじいさんが近づいてきました。
「やあ!初めまして。どこから来たんだい?」
「私は〜だよ!よろしくね。」そして流れるように突然のセルフィーがはじまりました。
その後は握手をしてファームに連れて行ってくれると思いきや、流れるように去っていきました。
え??なぜ?誰?わたしは頭いっぱいにハテナです。
後で知りましたがセルフィーをすぐしたがるのはインドではよくある話みたいです。初日からびっくりしました。
迎えを待っていると、ようやくオーナーが到着。
イケメンボイスの髭を生やした男の人と、笑顔がとても素敵なサバサバとした女の人がピックアップしに来てくれ、舗装されていない埃っぽい道を猛スピードで駆け抜けていきあっという間にファームに。
手作り感と野生味溢れるファームでした。
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灼熱の中のワークエクスチェンジ
私と同じようにボランティアワークに来ていた人たち5人と、現地で実際に働いている家族が4人。みんなインド人です。
ボランティアワークとは言えど、宿と食事と交換条件だからオーナーに言われたようにしっかり働かなければ、でも慣れない土地だから無理せずね。
Miñoはそんなことを思いながら仕事初日を迎えたのでした。
ここから2週間ミニトラブルに苛まれながら、インドのたくましさとマインドセットを学ぶことになるのです。
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