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アー写を撮る。2020夏。

音楽の仕事をやっていると、裏方とはいえ、

「この記事で名前出るんでアー写お願いします」

と【アー写=アーティスト写真】を提出する機会があったりする。

何かの作品を応募に出すときも写真の提出はあるし、必要ではあるのだけど、今までなんとなくの写真でやり過ごしてきてしまって、早10年。。

。。。。10年!

自分で書いてドン引きですが、ずっとちゃんとしたアー写撮らなきゃなーと思ってはいたのだけど、なかなか重い腰があがらなかったその理由は、ズバリ

自分の容姿に自信がなかったから。

音楽は子供の時からやってて、ドリカムやJUDY AND MARYが好きで最初は吉田美和みたいになりたい!YUKIちゃんのようになりたい!と思ってたんだけど、成長するたびに、

「いやいやどう頑張っても私の見た目はあんなに大きな素敵な口にはならないし、YUKIちゃんのように可愛くはならない」

と思春期とともに見た目に関して諦めが入り、自分の曲を他の誰かに歌ってもらったほうが世間に広く届くような曲になるんじゃないか、と思って真ん中の立ち位置ではなく裏方に回ろうと思ったのです。

結果としてその読みは大正解で、自分の曲をアイドルやアーティストに提供することによって、一人では見ることのできないたくさんの素晴らしい景色を見せてもらっています。

そして冒頭の話に戻るのだけど、


音楽家にとっていい話の時ほど「アー写お願いします!」と言われるのです。


「関ジャム」を筆頭に裏方にもきちんと光が当たるようになってきている昨今、今よりもっとステップアップしたいのであれば、自分の容姿がどうこうとウジウジした理由を述べてるのではなく、「それでもきちんと用意する」が今すべきことでしょ!!と思い、夏がやっと始まったなーと思う暑さと朝陽の中で撮ってもらいました。

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今でも自分の容姿に自信があるわけではないし、自分がメインの撮影自体、ほぼやったことないから撮られながら自己肯定感をどう保つのか難しすぎて、「うぉぉぉぉおお!!こんなんでいいのかな。。あああああ」と心の中が忙しすぎた。。

撮られ慣れてない人を撮るのってほんと大変だろうな、とカメラマンさんに対して申し訳ない気持ちが発生しまくってしまう中、

でも待てよ、これをレコーディングに置き換えたら、レコーディング初めての子が

「よくわかりません。どうしたらいいのかわかりません。。」てあわあわして声が出なくて「ほんとすみません」

って謝られる、みたいなことだよなーと思い「申し訳ないとか考えなくていいから、とにかくできる限りやって!」と自分で自分の心をディレクションしてなんとか撮影終了。

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自信をもってカメラの前に立つってほんと難しい。。。

でもそれは容姿とかではなく自分の中の精神的な問題で。

自信たっぷりな女の子ってすごく可愛いもんね。

。。。って思えば思うほど、

音楽に関しては自信あるんだけどな!!

と思ってくるので、そう思ってるのであれば見た目もそれに釣られて引き上げていけば良い話なので、これからもちゃんとアー写を撮っていこうと思いました。


こうやっていろいろ心の葛藤はありつつも、カメラマンさんとヘアメイクさんの素晴らしい腕により、素敵な仕上がりに。プロってすごい。すごいわー。

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状況を用意すると結果がついてくる、と思っていて。


これでアー写がバーンと載るような大きな仕事がいつ決まっても大丈夫!


2020年もあと5か月。

・・・・・ん??5か月しかないのか!!!

と書いて思ったけど、あと5カ月もある!と思って、もっと飛躍できますように。

願えば叶うというのは、願えば行動が伴うことだと思うので、地道に音楽やってくぞー。えいえいおー!!

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