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『かぜのえはがき』の彼らと

ある日の あの日〈9〉

思えば、
ずいぶんと前から、
私は彼らと一緒に、
歩いていた。

少しずつ
顔の雰囲気や体型が、
変わってきたけれど、
それはお互いさま。
ずっと一緒に歩いてきたのだ。

絵本詩集『かぜのえはがき』より
©️Mifu Sato
この絵はがきは2022年に描いたものです。

絵本詩集『かぜのえはがき』に登場する「彼ら」を紹介いたします。
左からうさぎの「にこ」•鳥の「とんと」•人の「ティコ」•ねこの「ぽこ」


現在の「彼ら」
みいふう書翰「ととにぽてぃかんそくじょ」の記録係として在籍。
風の書翰便2024年4月号
『今月の絵と詩』より


ねこのぽこ、人のティコ
風の書翰便『ティコ日記』より


「ととにぽてぃ」の名前には入っていないけれど、
みいふう書翰を始めてからの大切な仲間。
カメの「かめのすけ」
風の書翰便『空の歳時記』より
もうひとり大切な仲間、お月さま
風の書翰便『月月記』•「昼の月」より


ある日がどこかに
あの日がどこかに
つながって
ああそうなんだ、と
気が付く
後のある日。

彼らは、
本になる前からいて、
ある日、本の中にいて、
本の外にもずっといて、
それぞれの生き方を持ち、
それぞれの言葉を持ち、
それぞれの思いを持ち、
それぞれの速さで、
ある日から今も一緒に
歩いている。

そう気が付いた、
気が付き直した、
今日この頃です。

これからも一緒に、
歩いてくれるだろうか。
もうしばらく一緒に、
絵や詩やお手紙を、
かきましょうよ。
そう「彼ら」に頼んでみよう。
と、思えた
今日この頃です。

今日この頃のこのつぶやきに、
お付き合いくださった皆様に、
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。




絵本詩集『かぜのえはがき』
たぶん、きっと、
老若男女関係なく、
そして、
何歳になっても読める本、です。
たぶん、きっと。


今朝の毎日新聞
掲載していただきました


楽天ブックスなどでも販売しています

もしも気になりましたら…
手にとってみていただけましたら、
幸いです。

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