習慣の変更▶︎スキンシップが鍵🗝
春。
始まり。
桜が新年度を彩る季節。
春は好きであるものの
私は昔も今も
ちょっぴりどきどきしながら
この時期を迎えています。
それは
環境の変化が大きいから。
HSC(人一倍敏感な子)で
あったからでしょうか?
わくわくもあるけれど
初めてのことは
どきどきしませんか?
それは大人も子供も同じ。
大人と比べて
経験の少ない子どもたち。
だからそんな環境の変化は
大人以上に
大きな不安が伴うのは
ごく自然なことなのです。
慣れた生活から離れ、
未知な世界に踏み込んでいくというのは
大変勇気の要ることです。
習慣化された日常をリセットして
新たな環境で新たなことを構築していく
「習慣の変更」には
膨大なエネルギーが必要になります。
乳児期から小学校入学までは
特に習慣の変更が迫られます。
それはどんな場面でしょう?
例えば、
乳児期の哺乳から離乳食への習慣の変更。
オムツからトイレへの習慣の変更。
家庭から保育園、幼稚園への習慣の変更などです。
慣れたと思ったら成長に合わせて
環境が絶えず変わっていく。
そんな移行期は
子どもたちにとって
特に心が揺らぎやすい時期ともいわれています。
その時期に
うまくいかなかった
できなかった経験が積み重なると
その分自己肯定感は下がっていくのです。
では、どうしたら良いか?
【スキンシップで安心感を♡】
*母親の力*
・乳幼児期は母子の信頼関係を築く上で大切な時期といわれます。授乳など必然的に皮膚接触が増えますよね。そんな皮膚接触を増やすことでセロトニン(幸せホルモン)の分泌量が増え、子どもの安心感につながるのです。
・手をつないで眠ったり、ひざの上で読み聞かせをしたり、ハグをしたり...皮膚接触を10分ほど続けるとセロトニンの放出量が最大となり、さらに心落ち着く幸せな状態は1時間ほど保たれるという研究報告があります。
・反抗期男子にも肩ポンなど、母親のスキンシップは有効ですよ!言葉と気持ちは時に不一致かもしれませんが。試すのは無料(ただ)ですから!日常的に行うと自然な関わりになっていきます。
【愛着のインプットを♡】
*父親の力*
・父親が母親と同様に皮膚接触を増やしても、残念ながら母親と同等のセロトニンの量には至らないそうです。代わりに、【愛着のインプット】がおすすめです!
・愛着のインプットとは、体を使ったダイナミックな遊びを通して子どもとのスキンシップを図り、愛情を伝えていくことです。母親と比べて一般的に体力や体格が勝る父親ならではのスキンシップ方法です。
・体を動かすこと自体がストレス発散やリフレッシュにもなります。自然の中に身を置くのもおすすめ。外でも中でも一緒に体を動かしてみるのが良いです!子どもがやりたい遊びでもよし!父親の得意なことでもよし!です。
*最後に*
スキンシップは+α。
ベースには、
失敗してもOK。
そのままでいいよ!という
無条件の愛があること。
子どもが見せるあるがままの姿を
丸ごと受け入れる親の姿勢です。
反抗してもまるっと受容する。
近い距離だからこそ難しいことだとは思います。
けれど、どんな姿も受容するその気持ちは
子どもの心に届きます。
どんな自分も受け入れてくれる安心感が
子どもの心を強くし、
逆境や挫かれそうな出来事にも向き合う
逞しさ(レジリエンス)につながるのです。
4月からの新生活を勝手に応援しています!
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