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【前編】ストレングス・ファインダーを使った自己分析結果
こんにちは。濱野みいです。
前回の記事では、自己理解に特に注力して発信していきたいと表明しました。
今回は、ストレングス・ファインダーを使った自己分析を、ストレングス・ファインダーの活用方法として紹介していこうと思います。
自己分析→自己理解の一つのやり方として、この記事を読んでくださる方の参考になれば嬉しいです。
少し長くなるので、記事は2つに分けようと思います。
前編の目次は以下の通りです。
ストレングス・ファインダーとは
まずは、ストレングス・ファインダーとはなんぞや?というところから少し説明したいと思います。
ギャラップ社が40年にわたって行ってきた「人間の強み」に関する研究に基づいて、私たちは、人々に共通する34の資質を言語化し、それらを発見・説明するためのアセスメント〈クリフトン・ストレングス・ファインダー〉を開発した。
書籍「さぁ、才能に目覚めよう」の冒頭にはこのように書かれています。引用は少しわかりにくい表現ですが、ストレングス・ファインダーは、人々に共通する代表的な34の資質を、自分がどのような順で有しているかが分かるアセスメント、です。(上位5つが自分を代表する資質といえます。)
この書籍では
成長の手段として、欠点を克服することばかりに目が行きがちであるが、強みにフォーカスした方が良いということ
仕事をする上で、自分の最も得意とすることに毎日取り組む機会がある人は、ない人よりも6倍も意欲的かつ生産的に仕事に打ち込む傾向があること
自分が最も得意とすることに取り組むには、まずそれが何なのかを知る必要があること
などが述べられています。
また、アセスメントで得られるのは個人が持つ「強み」ではなく、あくまで「資質(才能)」であり、「資質(才能)」を「強み」にするためには、スキルや知識を身につけ、練習を積むことが重要としています。
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ストレングス・ファインダーを使った自己理解をお薦めする理由
私は大手製造業の事業部門人事担当者として研修の企画も担っており、毎年40名前後の入社3年目社員を対象にストレングス・ファインダーを使った研修を実施しています。
私は、この研修の企画のタイミングで、研修ベンターから紹介を受けてストレングス・ファインダーを知りました。
この研修の狙いは、受講者に仕事で自分(才能・強み)を活かしていくきっかけを提供し、仕事への満足感を高め、前向きに仕事に取り組んでもらうことです。つまりエンゲージメントを高めよう、というものです。
受講者の様子を見ていると、自分の才能(強み)を知ると自信に繋がるようで、
「これまで自分の短所ばかりを気にしていたが、これからは⚫︎⚫︎を活かしていきたい」「自分では当たり前だと思っていたが、自分の資質だと知れてもっと意識的に使っていこうと思った」
といったコメントが研修最後の振り返りでよく出ています。
私はギャラップ認定のストレングスコーチではなく、これからご紹介する自己分析の方法は、あくまで人材育成に携わる一個人の“使い方の例”なのですが、
自分自身の資質(才能)に気づいて、自己肯定感が増す
アセスメントで判明した「資質(才能)」を糸口に自分を語れるようになる
「資質(才能)」を「強み」にするための努力を始めるきっかけになる
という点で、ストレングス・ファインダーを使った自己分析をしていただくことはお薦めできると思っています。
近いうちに、キャリア相談の一つのメニューとして、ストレングス・ファインダーを使った自己理解支援をサービス化しようと思っていますので、興味のある方はフォローしてサービス開始のお知らせを待っていてくださると嬉しいです。
アセスメントの受け方
ちなみに、アセスメントは書籍「さぁ、才能に目覚めよう」についているアクセスコードを使って受験する方法と、オンライン上でアセスメントを購入して受験する方法とがあります。
書籍のアクセスコードでは上位5つの資質が分かり、追加課金で、自分の34の資質の優位な順が分かります。
オンライン上では、上位5つが分かるもの(4,318円)と34の資質の並びが分かるもの(9,715円)の2種類のアセスメントが販売されています。
濱野は書籍のアクセスコードから受験し、課金して34の資質の順位を買いました。
私の資質:上位・下位それぞれ5つ
具体的な分析内容は次回の記事でご紹介しますが、この記事では上位5つと下位5つの項目を紹介しておこうと思います。
まず、上位5つはこちらの結果となりました。
1.学習欲
2.個別化
3.ポジティブ
4.戦略性
5.着想
個別化と着想は、単語からは少し分かりにくいですよね…
書籍やアセスメント結果のレポートです詳しく説明がありますので、次回ご紹介しますが、友人からは、学習欲とポジティブは「めっちゃ分かる!」と言われました。
続いて、下位5つ。
30.包含
31.適応性
32.親密性
33.競争性
34.公平性
こちらは包含が少し分かりにくいですね。競争性が低いのは納得ですが、公平性は人事としては強みであってほしいポイントだな、と思って初見では少し気落ちした記憶があります…
今回の記事ではここまでとします。
このアセスメント結果を材料にどのように自己分析をしていったのか…楽しみに待っていていただけると嬉しいです。