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ワーク・ライフ・バランスはもう古い?2つの新たな考え方と私の理想

「ワーク・ライフ・バランス」。この言葉は“仕事だけでなく生活を充実させることも大切”といった意味合いで使われることが多いですよね。

こちらの記事によると、その考え方はもう古いとか......?今回は新たな2つの考え方「ワーク・ライフ・インテグレーション」と「ワーク・イン・ライフ」についてご紹介。そして最後に、私の理想の働き方について少しお話させてください。

「ワーク・ライフ・インテグレーション」

パッと見はなにやら賢そうな言葉に感じますが、一体どのような意味なのでしょうか。ワークとライフをインテグレーションすることはわかるのですが、肝心のインテグレーションという単語が初見で全く想像がつきません。(まだまだ英語学習が足りていないようです)。

と軽く反省したところで、正解はこちら。

「ワーク・ライフ・インテグレーション」とは、ワーク(仕事)とライフ(生活)を対立するものと考え、短い期間で時間的バランスをとるために調整することではなく、それぞれを人生の一部として統合(integration)して捉える概念のことを指します。

出典:RICOH「ワーク・ライフ・バランスはもう古い? 定義や現状をわかりやすく解説」(https://www.ricoh.co.jp/magazines/workstyle/download/work-life-balance/)

インテグレーションとは、統合という意味だったようです。またひとつ勉強になりました。

それぞれを人生の一部として統合する。「ワーク・ライフ・バランス」はあくまでもメインが仕事で、その上で生活とどうやってバランスを取るかという考え方ですが、「ワーク・ライフ・インテグレーション」は『仕事も生活も、どちらも人生の一部だよ』という考え方だそう。

もしかすると「ワーク・ライフ・バランス」は、どちらかというとワーカホリック気味である日本人的な考え方なのかもしれませんね。

「ワーク・イン・ライフ」

先程のインテグレーションに比べると、こちらはとてもシンプルでわかりやすい気が。おそらく私の想像は当たっているかと思うのですが、念のため正解を。

「ワーク・イン・ライフ」とは、ライフ(人生)のなかにワーク(仕事)があると考え、人生を第一に置いています。「自分らしい生き方の中に、自分らしい働き方がある」、という考え方です。

出典:同上

人生のなかに仕事がある。そう言われると、コロナ禍を経てさらにIT技術が発達し、リモートワークという働き方が定着化してきた今なら、なんだかしっくりくる気がします。

ただ実際のところ、日本で会社勤めをされている方が自分らしい働き方を追求するのは、わりと難しいのではないでしょうか。今は働く環境を整えるための施策制定にも期待しつつ、自分にできることを見極めて実行していくのがよいのかもしれませんね。

私の理想の働き方

正直に言うと、まだまだ絶賛考え中です。好きな時にサクッと旅行ができて、少しお金が稼げて、というような生活ができればいいなとは思っていますが......まあ、そんなに甘くはないですよね。

例えばライターの仕事だと、本業としてそれだけで食べていくことはかなり厳しいのだろうなと、記事の執筆や人の話を通して痛感しています。なぜならプロのライターとして仕事を得るには、多くのスキルが必要だから。

具体的にいうと、コミュニケーション力や論理的思考力といったポータブルスキル(持ち運びできる=汎用性の高いスキル)に加えて、文章力や企画力といったよい記事を書くためのスキルも磨き続けないといけません。

それらのスキルは一朝一夕で身につくようなものでもなければ、身につけたからといってすぐに安定した収入を得られるというわけでもない。なかなか茨の道なのね、と。

というわけで、ひとまず私の目下の目標は、現在受講中のPOOLO JOB(トラベルクリエイター養成講座)を修了させること。

最後までなんとか頑張ります。走り抜けたその先に一体なにが見えるのか、そして自分がなにをどう感じるのかを知るために。

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