久々の再会

いとこのＫ兄ちゃんが、出張で東京に来ているとのことで、ご飯に誘ってくれた。

父方のいとこは総勢8人いて、私が一番年下。
Ｋ兄ちゃんは上から2番目で、あと数年で還暦になるという。

親の兄妹が6人もいると、個性もバラバラ
それぞれ我慢していたウップンが、ある事がキッカケとなり、爆発しチリチリバラバラになっていた。

それからは、いとこ同士も会う機会が減っていき、Ｋ兄ちゃんとは10年ぐらいぶりに会ったかもしれない。

待ち合わせは、日本橋三越本店のライオン前

気のせいかもしれないけれど、福岡三越のライオンとは貫禄が違った。

久々の再会で、少し小さくなったようなＫ兄ちゃんの姿に過ぎた時間を感じながら…
鰻をご馳走様してもらいました。

鰻、久々食べたなぁ
美味しかったなぁ

福岡には「吉塚うなぎ」という
有名店があるけれど、私は母が作る鰻丼の方が美味しいく感じるっていう、鰻屋さんに大変失礼なことを言いながら楽しく美味しくいただきました。

その後、近くの千疋屋本店へ。
何か欲しいものは無いか？
と連れていってくれたのでジャム買ってもらう

そう言えば昔
Ｋ兄ちゃんが大手ゼネコンに就職したとき
広〜い玩具屋さんに、姉と私を連れていってくれました。
「好きな物買ってあげるぞ！なんでも持ってこい」と。

多分、初任給で買ってくれたのだと思う。
その頃の私は、幼稚園児だったかな？

小さな体に、両手で抱きしめられるほどの
テディベアを持っていき、これが良い！と言ったのを覚えている。

私にとっては大きなテディベアだった。
Ｋ兄ちゃんは「それでいいのか？」と拍子抜けした感じだったけれど、とても嬉しかった思い出。

そんな事があったよねと話しながら千疋屋をあとにして、コーヒーを飲みにいった。

連れていかれるままに38階へ。
マンデリンコンチネンタルTOKYO

後でググったら、５つ星ホテルではないか！

通りでコーヒー1杯1,500円。
ハーブティー1,700円。

まだまだ未知がたくさんあるなと思った。

Ｋ兄ちゃんは、大手ゼネコンを数年前に退職している。
ブラックが当たり前の時代に、営業として頑張っていたけれどメンタルをやられた。

だから、私の今後をすごくすごーく心配してくれる。

心配症すぎて、娘じゃなくて良かったと思うぐらい笑

でも、今日言ってくれた言葉が嬉しかった。

「よく、自分の不調に気づいて、方向転換しないといけないと思って、それをちゃんと行動したね！今、それができているmiiはえらいぞ。気づいていても行動できない人もいる。早く気づけて良かったよ」と。

休むこと、これまでのキャリアをストップさせること、お客様のこと、いろいろ考えていたら自分を後回しにしてしまう。

あと10年遅かったら、あゝあの時…って
後悔する時が来るけど、そこから変えようと思ってもたくさんの壁があるんだよって。

やっと、肩の荷を下ろす事ができたのだから
この先は、ゆっくり焦らず人生を楽しみなさい。

家族でもそんな言葉言ってもらえなかった。
Ｋ兄ちゃんありがとう。

血の繋がりとか関係なく
同じような経験をしないと分からない気持ち

そんな人の存在があるおかげで
今私は生きている。

Ｋ兄ちゃん、東京で贅沢な時間
ご馳走様でした。