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経営学/小倉昌男(2024/8)

P275の戦略的思考が一番印象に残りました。

「戦術」を「戦略」と勘違いしている上司を沢山見てきましたが、「短期的」に結果は残すが「長期的」な成果には繋がらないというパターンばかりでした。

「戦術」に重きを置きすぎると、目的を見失い、目標(成果)ばかりを追い続けるが故に、現場は疲弊し、誰のために仕事をしているのかわからなくなる部下がどんどん出てしまいます。結果、離職に繋がり業績も落ちていく…という負のスパイラルに陥りがちです。

ヤマトが「安全第一、営業第二」と掲げているように、「顧客の収益改善第一、自社の利益第二」とスローガンを掲げ、そのスローガンを徹底的に順守すれば、間違っても成果を追い求めることはなくなります。

自分が管理職になるときが来れば、「戦略的思考」をもって部下に接したいと思いました。

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