みー
旅行でのエッセイです。
ここ最近は、 祖父の米寿祝いと中学の演劇部の後輩の結婚式とがありました。 どちらも大変めでたい、嬉しいものです。 コロナ禍で、あまり多くの人と会えなかった時期を経た私たちは、 こうやって人が集まり一堂に介すことの有り難さを感じます。 福島のじいちゃんが、いつもはあまり喋らないのに、 サプライズでお祝いをしてもらったことに長々と感謝の気持ちを 述べるのを聞いて、胸が熱くなりました。 歳をとっても、身体が不自由でも、 じいちゃんはじいちゃんなりに考えていることがあ
先日、夕日を見に行った。 君は綺麗な景色を写真に収めるのが好き。 納得が行くまで何度も何度も繰り返し写真を撮り続ける。 私はそんな君を見るのが好きだ。 私は写真を撮るのが上手くないから、早々に諦めて、ずっと眺めている。 景色と写真を撮り続ける君を。 好きだな。 この人が綺麗だと思う景色を、 写真に残したいと思う景色を、 死ぬまでに出来るだけたくさん見に行きたいな。 それは、あなたのためではなく、 私のために。 あなたが好きだから。 懸命に美しいものを
未来なんて、想像出来なかった。 その時の私は、 未来を想像したくなくて、 死ぬことばかり考えてた。 自分の意思で死ななかったんじゃない。 ただ死ねなかった、死に損ないだ。 人生の幸せの数と不幸せの数は きっと同じなんかじゃない。 だから不幸ばっかり降りかかってくる人生も きっと世界中にたくさんある。 この未来まで辿り着くのに、何を頑張れたわけでもない。 毎日が苦しかった。 ただ息をしていた。 必死に死なないように、生きていた。 でも私はきっと、苦しみ
ダメだったかぁ。しょんぼり。でもまた書くんだ、絶対。
いいな、いいなにんげんっていいな みんなでなかよくポチャポチャおふろ あったかいふとんで眠るんだろな こんな曲がありますが、海外旅行から無事帰ってきて 本当にお風呂の文化っていいな。 と思いました。 日常生活では、お風呂ってなんて面倒なんだろう。 そもそもやることが多いよな。 風呂一つで! と考えていた私ですが、 シャワーだけ浴びていた香港旅行中は、 何だか疲れが取れないような気がして。 久しぶりにお風呂に浸かって、 あ〜、 これだよな。私が求めて
香港に行って来ました。 実は1回行ったことあるのですが、街中をきちんと観光したのは、これが初めて。 海外に行くと感じるのは、言葉の大事さ。 自分の言葉の拙さを痛感します。 ものを書くものとして、何言語も操れたらカッコいいのにな。 とは思うけれど、 なかなか勉強も捗らないし、日本語ですら怪しいな笑。 なんとか拙い英語やジェスチャーでやり過ごした。 言葉も大事だけど、伝えようとする熱意も大事だよね。 100万ドルの夜景 とても綺麗でした。 夜景を見ると、人間
恋人から三本の薔薇をもらった。 嬉しい。 薔薇をもらうような雰囲気ではなかったところに いきなり登場した薔薇の唐突さも私は好きだった。 本当に君らしくて。 偶然だけど、三本になったところもすごく好き。 私は3という数字に愛着を感じているし、 それにシンプルな花言葉 愛してる が嬉しかった。 多分、一生に一度であろうこのイベントが とてもクサかったこと、 いつまでも笑顔で語れるように 私も努力しつづけたいと思う。 愛してるよ
右は一重で 左は二重 キレイな目だね。 貴方は言う 一体どちらの私が好き? 君の全部が好きだよなんて 信じられないのよ 右も私で、 左も私。 それでいいよ それがいいんだよ 空しくなって目を閉じる 短い髪も 長い髪も キレイな髪だね 貴方は言う 一体どちらの私が好き? 短気も私で 気長もわたし。 それでいいよ それがいいんだよ 空しくなってため息ひとつ ねえ、 君の全部が好きだなんて 信じてくれないでしょう 光も貴方で、 影も貴方で、 月も
私の相棒に乗って、 町を縦横無尽に駆け巡る。 ふと出逢う金木犀の香。 立ち止まって、 そしてあなたを存分に吸い込みたいとは思うけれど、 通り過ぎる、その神秘さも尊いと思う。 秋の訪れを教えてくれて、ありがとう。 まだもう少し隣にいてほしいけど、雨に濡れて、少しずつ落ちる花。 それさえも哀しくて素敵だよ、とあなたに伝えたい。
頭が痛い。 疼いている。 今日は朝から身体が重い。 調べると、 満月の日は引力の影響を受けるため 身体がだるくなるとか…。 自然に影響される自分を感じると、 人間も動物なのだなと思い知らされる。 身体がだるいのは、いただけないが、 満月の夜に頭が疼くというのは 狼人間のようで何だかカッコいいなんて思ってしまう そんな自分が少し可笑しくて笑える。
うつ病がひどかった時に、 現実から逃れたくて、寝逃げばっかりしていました。 起きていたら、色々なことを考えて苦しくなるから。 でも最近は逆です。 悪い夢ばかり見る。 そこから逃れるために、 朝早く起きたりして。 でも、今は 起きるも地獄、寝るも地獄 状態じゃなくて本当に良かった。 起きたら、 何かいいことが起きる1日が待っているかもしれない。 そう思うと、 目覚めることは、もう怖くなくなりました。
自分は書くより、読む方が向いてるのかなと、考えちゃう今日この頃。
お昼休みに餃子を焼いていたら、 見事に上手く行きませんでした。 10個焼いたうちの半分、 つまり5個はなんかいい感じになったので、 これは取っておいて、 徹夜明けの恋人にあげようかな。 そう思った時に、 ふと、これは愛だな。 と思いました。 母や父に、 こっちはいいから、これ食べなさい。 と形のいい方だったり、 量の多い方の料理をもらった時、 私はすごい嬉しかった。 私は食いしん坊だから、 すごく嬉しかった。 多分きっとこれが私の愛の形だと思う。
3年ほど前に書いていたものを、打ち直している やたらとひらがなが多くて、変換も面倒だ。 当時の私は、 柔らかい文章はひらがなを多用しているとか、 大事な表現はひらがなにしているとか、 自分なり考えがあったことは覚えているんだけど、 今のスタイルと違うから、打ち込んでいてもどかしくなる。 ひらがなが好きな私だけど、漢字も大好きだ。 実は漢字検定準1級を持っている。 漢検生涯ネットワークに入っている。 これは漢検1級、もしくは準1級に合格した人しか入れない。 ちょっ
過去に書いた作品たちをまた文字に起こしてる。日記に記入して、本の形にすることが目標。
今、僕は鉛筆を握って、頭を抱えている。 夏の日差しは、みんなの濡れた髪を急速に乾かしていく。 コクリコクリと船を漕ぐクラスメイトの中で、僕ら5人は必死に紙のバトンを繋ぐ。 プリントを配る時に、指を舐めることで評判のあのおばさん先生が、半ば諦めたように授業をしている。 ここが狙い目だって知っているんだ。 僕らは紙を回す。 そして一文だけ、たった一つの丸までを書き綴って、次の仲間へとバトンを繋ぐ。 最近は紙を回すことが、とても難しくなった。 隣のクラスのかなの席は、