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何も成長してない!?の不安が消滅。『自分年表』で40代の歩みを可視化してみた

「なんだか今年は、全然成長してない気がする……!!」

44歳を迎えた今年。ある日突然、私を襲ってきた不安。

私が「インタビューライターになろう!」と決意したのは40歳のときのこと。それまで、ネットや書籍で情報収集し二次加工する仕事スタイルだったWEBライター(※)から、仕事スタイルを変えて以来、小さな一歩を積み上げてきました。

(※)私が携わっていた媒体がこのような業務形式だったという事実に過ぎず、「WEBライター一般」の定義ではありません。あしからず。

毎年ちょっとした種を蒔いて。それが芽吹いて順調に育つこともあれば、一輪咲かせてみたものの「これは私好みではないわ」と更地に戻すことも。

そんなことを繰り返しながら、ちょっとずつ場を広げ、変化させてきた――はずなのですが。

ここ数年、気づけば私の目の前にやってきてくれた新たな扉。それが、どういうわけか、この1年は、格段に減っている気がする……。

ここが私の限界か?
それとも一時的に踊り場に立っただけで、これからもっとうれしい方向に進化できるのか??

……と、危ない危ない。頭でグルグル考え込んでいてもいいことなんてないんです!モヤモヤは、書き出してみるに限る!!


『自分年表』を作ってみた

作ってみたのは『自分年表』。

「自分がどこまで行けるか見てみよう!」と決意した40歳の誕生日から今まで、どんな扉を開いてきたのかを一覧で可視化することにしたのです。

私の誕生日は6月末なので、7月を1年の区切りに1年ごとの歩みを振り返ってみました。

44歳以降は右側に紙を貼り足していく予定

▼大まかに、こんな感じでカテゴライズでマーキング。

●大粒の取り組み
 ✅青:WORK(案件、商業執筆)
 ✅グレー:自分業(自分で立ち上げたコンテンツ、サービス)
 ✅ピンク:自主的な学び

●自分に気づきを与えてくれた出来事や心の声
 ✅黄色

●育児や趣味などでの取り組み
 ✅くすみピンクのボールペン

2022年1月、41歳の半ばで「自分軸手帳」を書き始めてからの行動量がグンと上がっているのが一目瞭然で、我ながらビックリ!


\発見!/「苦しみの向こうに成長がある」という思い込みが健在だった自分

こうして可視化してみてわかったのは、毎年「成長」や「チャレンジ」の種類が変わっていること。

最下部には1年間の総括などをメモ

✅40歳
インタビューライターに転身。
自ら営業して「連載×2本」というビギナーズラック。

✅41歳
インタビュー&取材の経験値をひたすらに積む日々。
個別に声をかけていただく機会にも恵まれた。
PTA&幼稚園の役員と並行してよくやった1年。



仕事の方向性をシフトし、経験値を積むことに一生懸命。その「量」にやった感があった。

✅42歳
子の行き渋り→リモート中心の取材&自分業開拓に。
初の紙媒体ライティング。

✅43歳
既存のコンテンツ・場を活用して、自分の好みに寄せつつ仕事に取り組むことに。「戦略的な実績作り」と「営業」のスパイラルを回していく。



育児の状況変化に応じて仕事方法をアジャスト。結果的に「自分業」というこれまで手を出したことのない分野であれこれ企画~実行を重ねた。
が、「0→1」が得意ではない自分にとって、(資質・センス的に)自分業はハマりにくいと結論付けたのが今年。ゆえに、再び「メディアの仕事」に比重を傾けた。

――これだ!これが私の「成長していない疑惑」の正体。

「0→1」という開拓分野に手を出した42歳を経て、メディアに回帰したから。違った種類の学びやハードルこそあれ、自分の「苦手」に正面から立ち向かう機会が減ったから「成長してない」と思いこんでいたってことか!

苦労を感じる努力こそに価値がある、という思い込みはとっくに捨てたつもりだったのに、こんなところでまだ顔を出してくるとは。根深いわ……。

去年の私は、きちんと自分の強みや喜びを理解しながら、時に戦略的に手放し、時に新しい種を蒔くための準備をしてたのにね。年表を見ればよくわかる!

「数年」を俯瞰する価値

手帳を書き始めてから習慣化した「振り返り」のおかげで、自分の気づきや変化を認識できるようになったここ数年。1週間、1ヵ月、半年、1年。何も変わらないようでも、時間を束にして眺めてみれば、Before/Afterが見えてくる。

が、大抵手帳のタイムスパンは「1年」。新たな手帳を手にすると、また新たなスタートラインに立つことに。「初心にかえる」「生まれ変わる」「気分一新!」というメリットの一方で、それ以前の手帳の実績を記憶の彼方に葬っていないだろうか……。

今回、数年間の足跡をまとめたことで見えてきたのは、試行錯誤してきた一生懸命な自分。そして、その瞬間の環境や条件に合わせてサバイブしているという事実。

必死になるほどに、ついつい目先のことにくよくよモヤモヤしがちですが……大きな目で自分を捉えてあげることって、思っている以上に大事なのかも。

自分年表、おすすめですよ。


▼私が『自分年表』に使っているのは「自分軸手帳オリジナルノート」

母艦手帳に挟み込んでも厚みが出にくく、A5手帳からはみ出さない絶妙な幅に設計されています!

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矢島 美穂|本の言うことを聞くライター
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