スコットランド旅行 - 羽田からエジンバラへの遠い道のり(Day 1)
今日から、マンチェスター大の大学院の卒業式に出席するのがメインの目的なのですが、そでも含めた約1ヶ月の卒業旅行が始まりました!
コロナ禍の海外渡航ということも含めて、通常時の海外旅行とは違うことが起こると思うので日記を綴っていきたいと思います。
通常より早い時間に羽田出発
今回はロシア上空を飛べないという事情があるため、北極周りのルートを取ることになり、羽田→ロンドン間は、通常より2時間半長い15時間半の旅路になるという連絡が来ていました。
深夜までパッキングしていたので、朝5時起きで羽田に向かうことになり、頭がボーッとしていましたが、なんとか到着。まあ、持った瞬間から分かっていましたが、スーツケースは重量オーバーです。
28キロ。
追加料金を支払い、重いスーツケースを預けました。
今回は、こんなヒースロー空港のカオスのニュースを見ていたので、これに巻き込まれる最悪事態も想定して、手荷物も多くしたんですが、お土産やら何やらで重量オーバーです。
15時間半のフライト
今は本当に便利な時代ですね。
ANAのプレミアムエコノミーにしたのですが、Wi-Fiは有料なので、お金を払って、Wi-Fiで地上と繋いだら、まあ、仕事の連絡が次から次に来る!
その対応をしていたら、知らない間に結構時間が経っていて、結局、映画1本しか見られなかったです。ほとんど仮眠も出来なかったくらいでした。
そうそう、機内で観た映画『プロミッシング・ヤング・ウーマン」。
これ、観なきゃと思って観るチャンスを逃していたのですが、いやー、スゴイ映画でした。
もう、全然眠さとか忘れちゃって引き込まれて最後もう号泣。
何か少しでも書くとネタバレしちゃいそうなので、これはぜひ観てほしい映画です。
映画の話から航路の話に戻りますが、こんなルートを通ってきました。
いやー、この頃かな、Yahooニュースに繋いだら、安倍首相が危篤そして逝去というニュースに、びっくりしました。上空で見られるNHKの海外むけのニュースでもずっとLIVEでこの情報のUPDATEを伝えていました。
前日は、ボリス・ジョンソン首相の辞任発表に驚き、上空で安倍首相の死去というニュースに驚き、とんだタイミングだなと思いました。
ヒースロー空港到着→飛行機遅延で6時間以上空港でエジンバラ行きの飛行機を待つ
ようやくヒースロー空港到着。
これで市内に繰り出せればひと段落なんですが、私の最初の行き先はスコットランド・エジンバラ。
乗り継ぎが必要なのです。
ANAで到着したので、一度荷物をピックアップして、地下鉄で(めっちゃ遠いんです)ブリティッシュ・エアウェイズの飛行機が待っているターミナル5に移動して、エジンバラ行きの飛行機を待つことになりました。
この時点でフライトまで5時間ほどあると分かっていたので、BAのカウンターに行き、早い便に変えられないか交渉したのですが、どの便も満席で難しいとのこと、、、
というわけで、私はヒースロー空港でひたすら待たなければならなくなり、プライオリティ・パスのラウンジへ。
結構、たくさんの人がいて、もう眠さMAXなんですが、眠れる感じではない!
仕方なく、またWi-Fiを繋げて、ここでも仕事をする羽目になりました。(日本が夜中で落ち着いたと思ったら、イギリスのチームからの連絡がわんさか来ていたので、エンドレスです)
仕事がちょっとひと段落と思って、携帯のBAアプリで自分の搭乗券を確認したら、なんと、1時間遅れると。まさかやー!の事態です。
どうやら、乗る予定の飛行機が来るのが遅れているためということでした。
これ、LCCあるあるなのかなと思ったけど、BAも変わらないのですね。
というか、第5ターミナルに移動してつくづく感じたのは、ニュースでも言われていますが、航空関係の人手が足りないということ。
BAで言えば、かなり人員整理しちゃって、旅行需要が高まった今、全然雇用が追いつかなくなっているという現状だと思います。
これはBAに限らないのかなと思うのは、搭乗前の手荷物検査のところも本当に人が足りなくて、軽く1時間半以上掛かりました。
手荷物の多い私は、ここでまたクタクタになったのでした。
ラウンジが夜9時までということで、フライトの夜11時まで空港内の椅子に移動して待つことに。
もうこの頃は睡魔と疲労がMAXでついウトウトしてしまいました。
ようやくエジンバラ行きの飛行機に搭乗→空港のカオスに翻弄される
待ちに待って、ようやくエジンバラ行きの飛行機に搭乗です。
これ、ターミナル5の中で、一番遅い出発便になってました。
そして、乗った飛行機ですが、分かっていましたが、狭い!本当に狭い!
しかし、席に着いて、少ししたら、完全に深い眠りに落ちていました。
途中、乱気流でかなり揺れて、ビックリして起きましたが、また、眠りに落ちました。
ようやく到着と思ったら、機内のアナウンスで、到着が遅くなってメインの場所に止められなくなったので、バス移動になります、と。隣の女性2人はFxxKとかSuckとか言っていました。いや、機内からこの手の言葉が結構聞こえてきました。
そして、20分くらい待ってバスが着て、そこから空港内へ。
ここからがまたカオスです。
2レーンあるのですが、両方のどっちからも荷物が出てきますっていうアナウンスが。
みんなまた、あのワードを口々にしていました。
私は、「まじかやー!」と心の中で叫んでいました。
そうそう、上の写真でも少し見えていると思うのですが、ものすごい数のスーツケースが脇の方にあるわけです。
レーンから流れてきているのが私たちの荷物なので、これらは、全てロストバゲージになっているスーツケースなんだと思います。
運良く私のスーツケースはちゃんと出てきたので、本当にホッとしました。
ホテルに向かうタクシーが長蛇の列で。。。
しかしですよ、もう深夜なので、ホテルの空港シャトルバスも電車も運行していないので、レンタカーを借りていない人たちはみんなタクシー乗り場に向かうわけです。
はい、また長蛇の列です。
こんな感じで長蛇の列が出来ているわけです。
私のこの位置で中間くらいでした。
ここで1時間半くらい待ったでしょうか。
エジンバラの夜、7月とはいえかなり寒い!
たぶん、4月上旬の東京の夜くらいの寒さだったんじゃないでしょうか。
前の方の半袖の男性は完全に服装失敗していると思います。
私は、フリースを持っていってTシャツの上に着ていたのですが、まあ、寒かったです。
そしてようやく待って、タクシーが到着。
エジンバラ空港にさよならをして、ホテルへ向かいます。
そしてそして、ようやくホテルに到着。
ホテルが予想以上に広くてキレイでよかったです。
そしてようやくながーい移動から解放されて、ゆっくり休むことが出来たのでした。
そういえば、ヒースロー空港の第5ターミナルに移動してから、ひとりも日本人に会っていません。というか、アジア系は相当少ないですね。
あ、みなさまがご心配かと思われる(私はちょっと心配していました)マスク事情ですが、ヒースロー空港に降り立つと、そこにいるほとんどの人はマスクをしていませんが、たまにマスクをしている人もいたので、私は、エジンバラのホテルに到着するまでずっと、たまにマスクをしている人の一員として過ごしていました。
マスク情報はこの先も旅行記に入れていこうと思います。
長い文章にお付き合いありがとうございました。
明日は、この先のことも考慮して、ちょっとゆっくり過ごそうと思います。