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#8【妊娠】トラウマの浄化が進む

トラウマについて。
突然のフラッシュバックも含めると
大小様々。
人それぞれ色々あると思う。

妊娠・出産は人生最大のデトックスとも言われている。
私にとってのデトックスは、まずは精神的な解放と癒しからなのか、
ものすごい勢いで浄化が進んでいると信じている。

普段はあまり思いださないフラッシュバックであれば、そこに入り込む必要はない。
それを遠くから見つめて、その光景を手放すような優しい呼吸で観察すればいい。

トラウマに関してはもっと複雑で、そのトラウマがなぜトラウマとして自分の中に刻まれているのか、そしてそれを受け止め癒して克服していくというプロセスが必要。

話を戻すと妊娠・出産はチャンスだとも言える。
ものすごく当の本人はキツいが、このチャンスを上手く利用すれば、また新しい景色が見えてくるだろうし、自分が生まれ変わるきっかけでもあるから。

私は信頼している占い師さん(占いという領域を超えて、もう人生のコーチのような存在)に、最近のトラウマやフラッシュバックへの苦悩、妊娠生活の波乱を定期的に打ち明けている。


何事もなく過ごす妊婦さんもいる。
それはそれで幸せかもしれない。
それでもお客さん(私)は、そんな人じゃないから、その学びが必要だし乗り越えられるし、発信する人だから、だから今経験させてもらってるってこと。
と、改めて言ってもらえると本当に勇気が出る。
ありがとうございます。

当たり前に見てきた元気な妊婦さん、そういうものだと思っている人たち、
私もたまには羨ましく疎ましく妬ましく思うこともある。
なんで自分だけこうなったんだ。なんで昔から普通にできないんだ。
そんな風に卑下してしまうこともある。

こんな様子で毎日安静にしていても、マインドは大忙しなのである。

妊婦のGoogle検索履歴はひどいことになっていると思う。
だけども、私が本当に欲しい答えは大抵載っていない。

心の傷は、その人だけのものだし、
体の症状も現代医学的には問題ないとされることも多く、
そんなものか。と、諦めたり安心したり、一時的には時間が経てばまた忘れてしまうもの。

でも本当は、起きている結果に原因不明のことなど無い。

ヨガや仏教ではカルマ(因果応報に)については何度も説かれており、
それは心と体の行いは未来に投げられているということを意味している。
投げられた未来の結果が今であり、今の行いは未来に向けられているもの。

しかしそれに気づけるのは自分自身だけであり、
Googleの検索ではたまーーにそういった類のことに触れられた記事やコラムを見て、ヒントをもらうことはある。

そのうえそれらのヒントは、今までに潜在意識に目を向けて見たくなかった自分の闇に目を向けたことがある、もしくは向き合う覚悟があるという人にしか届かないメッセージないもの。

これこそが学校や社会では教わらないオーガニックな人生の学びである。

参考までに(笑)
私のトラウマやフラッシュバックといえば。

親のこと
友達のこと
職場での人間関係のこと
恋愛のこと
結婚のこと
ここでは言えないアレコレ

あと2ヶ月もすれば正期産。
ぼちぼちのんびり頑張ろうと思える日もあれば、
なんて優雅で贅沢な毎日なんだと思える日もあるし、
あと2ヶ月も耐えられるか分からないと思う日もある。

赤ちゃんが愛しくて可愛くて小さくて大切すぎて
ちょっとのことでも自分が壊れそうになってしまう。

思っていたマタニティライフとは程遠く、
ギリギリのところで生きている。
今のこの状態もそうだし、
過去のトラウマを思い出しては苦しみを感じる。

今はとにかく1人になりたい。
毎日会う人は夫だけだが、全然寂しいとは思わない。
他の人に会いたいとも正直思わなければ、
連絡すら取りたいと思えない。
本当はそうしたくても、できる状態ではない。

もう本当に自分と赤ちゃんを守ることに全身全霊をかけている。
ほんの少しでも負担があると、ストレスを感じてしまうから、
外界との接触を減らしたいと本能的に思っているのかな。

周りの方から心配して貰ってありがたいと思う反面、
本当にそっとしておいて欲しいと思うこともあり、
複雑は心境に駆られる。

余裕がない
というのだろうか。

命、心の平安を守ることから遠く離れたことについては、
ほとんどスルーしなければエネルギーが追いつかない。

以前はあまり興味のないことにも表面上は丁寧に対応していた。
今はそうもいかなくて。ごめんなさい。

切迫早産で入院中に、親から連絡が毎日きた。
また心配させてごめんなさいと思った。

それと同時にほっといてくれと思ってしまった。
入院したからと言って、病気と違い、改善するとか治癒するというものではなく、ただ安静にしていなければならないから、どちらかというと精神的にリラックスすることが大事なのだ。

両親はとんでもなく過保護。特に父親。
私は父に似たところも多くあり、世の中で1番尊敬する人でもあるが、ものすごく関わるのが辛いと思うことも多かった。

母親に関しても同じように幼い頃に言われた一言や行動がいまだにトラウマのようになっていることもある。

父親よりも母親の言動の方がより強くトラウマになってしまっている。

あんたは難しい性格だとか色々言われてきた。

私は2歳頃からの記憶があり、大人の会話もほとんど理解することができていた。
親は私には分からないと思ってコソコソと話していても、私には全て聞こえていたし理解ができていた。

子供の行動を否定するような会話や、聞きたくない愚痴も。

だから嫌われたくない、普通でいたいと思って、本心を言ったり素直に本音で話すことが怖かったのかもしれない。

その上、生まれてこの方ちょっと人とは違う感覚、どこか大人びた感性や奇抜な価値観を持っていたから、小さい頃からうまく人にその感覚を伝えることができずに苦しかった記憶がある。

難しい性格なんじゃなくて、言っても理解してもらえないから話さないだけなのに。
どうせ頭ごなしに否定して、世間一般の意見を押し付けてくるだけだと知っていたから、1人声を殺して泣いてただけなのに。

そんなことを20代後半までやっていた。

大学から都内で一人暮らしをはじめてから、親元を離れたのは幸か不幸か。
離れたことで手放せたこともあれば、離れたからこそ背負うものが大きかったとも思う。

何不自由なく愛情いっぱいで育ててくれた親に対して精一杯恩返ししていかなければいけない。
親孝行は当然のように人生の優先度ナンバーワン。

親孝行しろ、親を大切にしろ、、 
そう言われてきたし、そうだと思った。

今でこそ何も珍しくはないが、当時としては私の両親は晩婚で、母は40代に入って私のことを出産している。

親と過ごせる時間は限られている
あと何回会えるかわからない
お父さんはいつ死ぬかわからない
もう歳だから
いつ死ぬかわからないから近くにいてほしい
地元に帰ってきて欲しい

そんなことを何年も何十年も言われている。

社会人になったら、仕事で成果をだして力をつけて社会的にも強くなりたいと思っていた。
それは両親や家族を守るための武器だと思っていたからだ。

それはある程度自分の努力でなんとでもなるんだと分かりはじめ、
両親は歳だから早く結婚してお父さんたちがいなくなっても大丈夫なようにして欲しいと願っていることを知った。

そして25歳で最初の結婚をした。

今思うと、本当に結婚が必要だったのかはわからない。
親のためだけにそうしたわけではなかったとは思う。

ただ、本当に辛かった。

自分の気持ちに正直になどなれるわけもなく、
本当の感情を見て見ぬふりをしてきた。
誰かのために生きているような気がした。

離婚をきっかけに、少しずつ見たくなかった自分の本心を見られるようになり、
過去のトラウマが現れると、私は親のことを否定したいことがあったんだと、認められるようになってきた。

親が全て正しいと思い込んで生きてきたから、
否定したいのにできずにやってきた。

そして、いまは何であんなこと言ったんだ、
ひどい。

と、ようやく反抗できるようになった。
心の中で。

これから完全にこの傷を癒すのにはまだまだ時間がかかると思う。

そのために自分も親になって、いろんな視点でものごとを見る修行が待っている。

親と子供は違う人格であり、それぞれの人生があるということを忘れたくない。
両親のような子育てをしたいとはごめんけど全く思わない。

本当に愛されて大切にしてもらったことは分かるのに、今こうして否定してごめんねと、複雑な気持ちなのだ。

それでも、私は私の人生があり、どれだけ隠していても親とは違う人格と価値観を持っていることはもう見て見ぬふりをしたくない。

幼少期のトラウマは、妊娠中にでてきやすいのかも。
他にもたくさんあるけれど。

時間をかけて癒していきたい。

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