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自信は本当に必要か

昨日の初投稿で書いたとおり、1年前に掲げた目標は、
「わたしをもう一度好きになる」。

それを実現するには、
「自分に自信をもつこと」がなぜか必須だと思っていた。
理由はないけどなんとなく。
自分のことを好きになれた、ってよく聞くけど、
それってつまり「自分に自信がある」ってことでしょ?

自信がないから人前でうまく話せない。
自信がないから人の意見に流されてしまう。
自信がないから人の機嫌ばかり伺ってしまう。

そうじゃないの?自信さえあれば、きっとわたしを好きになれるはず。


衝撃的なひとこと

高校時代の友人から誘われて、「大切な人への感謝LINE」というのをこれも約1年ほど続けている。こちらの詳細はまた後日。これもなかなかすごい取り組みなんです。

この感謝グループメンバーとのオンラインオフ会が先日あった。
グループに参加しているコーチの方に、
「今抱えていることを公開相談しよう」という会。

相談できるのは2名のみということで、私は当然聞き役になるつもりでいたのに、主催者の友人がなんと私を相談者に指名してきた(えーうそでしょ、私話すの苦手、って散々言ってるよね!?)。

その日の参加者は10名ほど。それでも私にとっては超超超大人数!

そんな多くの人の大切な時間を奪って、私の話を聴いていただくなんていいのでしょうか。時間を無駄にしたと思われたらどうしよう。私の悩みなんてみんな聴きたい?興味ないでしょ?
例によって、ネガティブ思考大爆発の私。
でもせっかくの機会だ!と勇気を出してOKの返事をした。

私の相談内容は例によって、「じぶんを好きになりたい」「自信をもちたい」というような内容だったのだけど、その中でまさかその場で言うつもりなんて全くもってなかった&誰にもいったことがなかった自分の夢や理想について、語ることになってしまった。

そのコーチの方は、私がいまコーチングを受けているコーチとはまた別の方なのだけど、コーチの誘導力、半端ないな。。すべて心の中をさらけ出さざるを得ない。そしてもれなく泣く!

理想の状態を話すわたしに、ふとその方が口にした、

その理想の状態を実現するために、「自信」って必要なの?

これが私が「ガーーーン」となった衝撃的なひとこと。


まわりの素敵なひとを観察してみよう

変わりたい、そう思い始めてから、わたしのまわりには夢や理想に向かって頑張っている素敵な人たちがたくさんいることに気がついた。
その人たちを改めて観察してみると、みんなキラキラしているように見えるけれど、同じように悩み、葛藤し、一歩ずつ、少しずつ前に進んでる。たまに立ち止まったり、振り返ったりしながら。

決してみんな自信に満ち溢れているわけじゃない。

もちろん自信をもつことは悪いことじゃないし、むしろそうなれたら万々歳。でも自信って、ある日突然「わたし自信を手に入れました!」と宣言できるようなものでもないのかもしれない。

一歩踏み出したり、挑戦したり、少しずつ経験を重ねることで、それが静かに「自信」という名のエネルギーの源にもなるかもしれない。でも自信がなくたって、別にトライしちゃダメ、なんて誰もいってないんだ。至極当たり前のことに気付かせてもらったのでした。

自信がないから、人前でうまく話せないんじゃない。
自信がないから、人の意見に流されてしまうんじゃない。
自信がないから、人の機嫌ばかり伺ってしまうんじゃない。

人前でうまく話せないのは、人前で話すことから逃げてるから。
人の意見に流されてしまうのは、自分を意見を持とうとしていないから。
人の機嫌ばかり伺ってしまうのは、嫌われたくないという気持ちがあるから。

別に「自信」とは関係ないんだね。
自信がなくたって、そんな自分も受け入れて、
一歩進んでみたら、ちょっとずつ変わっていけるのかもね。



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