MIHOKO

ディレクター・編集者。シアトルで4年間駐在帯同。2022年3月帰国。娘5歳の母。㈱ライフサカス https://umumedia.jp/ にてインターン・コミュニティ運営。興味があるもの/コミュニティ、多様性、読書、English、Hebrew、子育て、働き方、生き方、海外暮らし

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ディレクター・編集者。シアトルで4年間駐在帯同。2022年3月帰国。娘5歳の母。㈱ライフサカス https://umumedia.jp/ にてインターン・コミュニティ運営。興味があるもの/コミュニティ、多様性、読書、English、Hebrew、子育て、働き方、生き方、海外暮らし

最近の記事

娘が自閉症かもしれないと言われた日

赤ちゃんの頃から何か違和感があり続けた娘だけど、 親身になってサポートしてくれてる学校の先生に、 自閉症のチェックリストを渡されたときは、 ショック…というより、 「なんかあるとは思ってたけど”自閉症”?」という、 無知からくる驚き。 先生からおすすめしてもらった書籍をいま読んでいるのだけど(正確にはこちらを推薦されたけど、英文で理解できる自信なく同じ著者の方の翻訳本をGET)、自閉症というのは男女であまりにも特性が違うという事実と、娘に当てはまる箇所に何気なく付箋をはって

    • 3ヶ月で幼稚園、辞めました

      4月、はじめての日本の幼稚園に年長から通い始めた娘6歳。 3ヶ月で辞めました… 3月末まで4年間住んでいたアメリカWA州では、Preschoolを3か所(引越し等で転園)、Kindergartenに半年通ったところで本帰国。最後のPreschoolでは色々とあったものの、わりとどこでもスッと馴染むタイプで、日本の幼稚園も最初はこちらがびっくりするほど楽しんでいた…のもつかの間、GW明けから行き渋りスタート。 娘の行き渋りについては、ジャッジし合う子どもたちで書いたとおりだ

      • ジャッジし合う子どもたち

        娘が日本の幼稚園に通い始めてはや3か月。絶賛行き渋り中。 GW明け以降、嫌だ嫌だと言いながらもなんとか頑張って通っていたのだが、先週末ついに行きたくない気持ちが大爆発。号泣して「もうあの幼稚園には行かない!辞める!」と言い出し、初めて欠席した。 親としてはその気持ちに寄り添いたい一方で、「一回休んだらまた休むって絶対いうやん…」「今日の予定どうすんのよ…」と渋りに渋っていたのだが、嫌がり方が尋常じゃなかったので、月曜日、決心して休ませた。 案の定、火曜日も休んだよね。

        • 人と比べて孤独を感じたら

          「人と比べてしまう」は人間が抱える永遠のテーマなのでは?とも思うけど、自分を受け入れよう、優しくしよう、自己受容、セルフラブ、自己愛……わかるよ!理解はできる!でも、気付いたら比べてるんだよーー!って人、結構いるんじゃないかな?もちろん私もそのひとり。 とはいえ、私のバイブル「嫌われる勇気」に力をもらったり、学びを深めたり、活動したりする中で、結構私も自分のこと好きになりつつあるんじゃないの?なーんて楽観的に思っていたけれど。 先日、この「どうしても人と比べてしまう」とい

          それはいつだって事実だった

          2022年本屋大賞受賞 ソン・ウォンピョン『三十の反撃』。 読む人によって、三十が四十にも五十にも六十にもなりうる、いつだって、誰だって、自分らしく生きていいんだと背中を押してくれる一冊。 最後の一文がそっと寄り添ってくれた。 本書では、いたるところにジャズの名曲が登場するのだが、あいにく私は全く詳しくないので、それぞれSpotifyで集めてまとめたみた(15曲以下なので途中関係ない曲が入ってきてしまうよ泣)。聴きながら読むと、よりそれぞれの情景が目の前に浮かび上がって

          それはいつだって事実だった

          誰のために生きてるの?

          今さらながら、大ベストセラー「嫌われる勇気」を読んでいる。 読む人を選ぶとは思うけど(過去の辛かった経験や、トラウマに苦しんでいる人にはとってはどうなんだろう…)、自己啓発系の書籍をなぜか避けてきた私からすると、もっと早く読んでおけばよかった…と思えたバイブル的存在になりつつある。学校はまずこの本を教科書にして先生も親も子どもたちも共に学んだら、皆幸せになれるのでは、とまで思ったほど。 今、振り返れば、出産後に参加した子育て講座や、歩き始めたばかりの娘と参加していた森のよ

          誰のために生きてるの?

          ファシリが怖い私へ

          私が所属しているコミュニティでは、交代でファシリテーターをするのですが、これがまあ苦手…人前で話すのも得意ではないうえに、準備ができて事前に練習ができるのであればまだしも、どんな発言が飛び出すか分からないような会の進行や、まとめ役なんてほんと無理。できれば一生やりたくない。 なんていっていても、ずっと逃げているわけにもいかないし、できれば私だって緊張はするにしても、その場を楽しみたい。 そんな時、ヒントになるようなお話を聞いたので、記録しておきたい。 ビジネスコーチであ

          ファシリが怖い私へ

          夜8時で家事終了宣言。

          専業主婦だって、就業時間を決めたっていいんだよ、というお話。 育休中に夫の海外転勤が決まり、専業主婦になった私にとって、家事はやらなくてはいけない義務のようなものだった。 当然家はきれいなほうが気持ちがいいし、ごはんは毎日美味しいほうがいい。どうせなら楽しくやりたいのに「いいな、夫は。外で働けて自分の好きなように自由に動けてさ」という嫉妬心が私から消えることはなく、むしろどんどん膨れ上がり、あんなに大好きだった夫なのに、一緒にいると常に不機嫌で、イライラしている私がいた。

          夜8時で家事終了宣言。

          他人が褒めてくれたとき、それを受け入れないことで得られるメリット

          自分には価値がない。人より劣っている。どんどん膨れ上がってしまって自分でも途方に暮れるほどの劣等感を抱えながらも、一方で自分が世界の中心だと思っている。私はそんな人間でした、、と過去形で言いたいけど、まだきっとそんな部分あると思う。 劣等感、つまり人と比べて自分は劣っている、という考えを持っている以上、私の理想とする「相手もOK、自分もOK」には到達できない。他人と自分を常に比較し、どちらが上とか下とか、人間関係をそういう基準でみているから。 劣等感を完全にゼロにすること

          他人が褒めてくれたとき、それを受け入れないことで得られるメリット

          5歳娘、「みんな一緒」に染まる

          答えは出ていないのだけど。 「相手もOK、自分もOK」という考え方、って大事だよね、 とつくづく思う。 頭では分かっているのに、他人はもちろん自分自身をもジャッジして、 正解を求めてしまう。正解なんてどこにもないのに。 さて、いま私は娘のことで頭を悩ませています。 娘は5歳年長、3月までアメリカのローカルPreschoolに通い、 Kindergarten*に半年在籍したところで日本に帰国した。 そして、この4月からいわゆる日本のふつうの幼稚園に通っている。 まだ

          5歳娘、「みんな一緒」に染まる

          自信は本当に必要か

          昨日の初投稿で書いたとおり、1年前に掲げた目標は、 「わたしをもう一度好きになる」。 それを実現するには、 「自分に自信をもつこと」がなぜか必須だと思っていた。 理由はないけどなんとなく。 自分のことを好きになれた、ってよく聞くけど、 それってつまり「自分に自信がある」ってことでしょ? 自信がないから人前でうまく話せない。 自信がないから人の意見に流されてしまう。 自信がないから人の機嫌ばかり伺ってしまう。 そうじゃないの?自信さえあれば、きっとわたしを好きになれるはず

          自信は本当に必要か

          わたしをもう一度好きになりたい

          2018年から4年、私は駐妻としてアメリカWA州シアトルに4年暮らした。 駐妻あるあるとは思うけれど、例に漏れず、私もアイデンティティクライシスに陥った。それをちゃんと自覚し、なんとなく認めたのが約1年前。駐妻生活4年目の春。 2022年3月に本帰国した今、この1年でフラフラと彷徨いながらも何かしら変われた気がするし、でもそれを一切記録に残していないことで全部なかったことになってしまうのが怖くて、時系列はバラバラになりそうだけど、これまで恐れていた「アウトプット」をしてみ

          わたしをもう一度好きになりたい