vol.3 ココロもストレッチや筋トレが必要
体が凝り固まってきたなぁと感じたらどうするか?
ストレッチをします。
体が鈍ったらどうするか?
筋トレをしますよね。
それと同じで、ココロもストレッチや筋トレが必要だと感じています。
ココロを使いすぎ、考えすぎ、疲労しすぎると固まってきます。
カチカチに固まってしまった心は、人との距離をあけてしまいます。
「なんとなく今あの人に話しかけないほうが良さそう」
「最近元気ない?疲れてる?」
「嫌なことあったのかなぁ」
周囲の人からはこんなような印象で見えてしまっている可能性もあります。
皆さん経験されたことはありますか?
そしてもしこうなってしまった時、自分のココロの状態には自分で気がつくのが一番ですが、気づかないパターンもありますよね(わたしも大体気がつかないことの方が多いかも)
先日、久保田 裕加さんとのラジオの中でも、「気づかずに体を壊す」というお話をさせていただきましたが、ココロの状態に気がつかない期間が長かったり、知ってる上で無理をしてしまうと最終的にがつんと体を壊してしまうのですよね。
カチカチに固まったココロは、最終的に体に出ます。
そうならないためにも、定期的なココロのストレッチをしましょう。
ココロのストレッチとはなにか。
それは、
「自分のココロが喜ぶことをする」
ということです。
人によってココロの喜ばせ方は違うと思うのでどんな方法でも良いと思います。おいしいものを食べたり、旅行に行ったり、家族や恋人、親友と語り合う時間を作ったり。新型コロナの影響で今の時期難しいことばかりですが、旅行は無理でも、おいしいものをテイクアウトやデリバリーしたり、会うことは難しいけれどオンラインでお茶会や飲み会をしたり。
ココロが満たされたため息をつくことができたらストレッチ成功です。
そしてこれは、しんどい時ではなく定期的にしてあげましょう。なぜなら、溜め込んでしまうタイミングを一瞬でも作らないことが大切だからです。
そして、ストレッチだけではだめですね。
ココロを緩めるだけでは、アドレナリンは出ません。アドレナリンをずっと出さずに生活していると逆にホルモンバランスが悪くなってしまいます。
刺激がない生活は感情の起伏を生みません。
闘争心や目標に向かって走るパワー、そして感情の起伏はホルモンバランスを保つのに大切。
また、エネルギーを失いホルモンバランスが乱れると、鬱っぽい症状が現れやすいの注意しなければいけません。多少、ココロに刺激を与えてあげることも必要です。
ココロの筋トレです。
ココロをたまには動かしてみましょう。
感情を呼んでみましょう。
泣いたり笑ったり、挑戦してみたり、目標を立ててみたり、人前に出てみたり、ドキドキしたり、怒ったり、悔しがったり、寂しがったり、そして、誰かを好き!大切!って強く思ってみたり、喜びに満ち溢れてみたり。
人は人から刺激をもらいます。
環境から刺激をもらいます。
ココロを振り回されるのが怖いからあまり人と関わりたくない。
と思っている人は少なくないと思います。
「人と関わらなければ傷つくこともない」
実はわたしも部屋に閉じこもって、なにも目標を立てずに日々を過ごしていた時期があります。それに、今もココロが疲れた時にたまにこんなふうに思ってしまうことはあります。
昔、大好きな先輩(女性)が言っていました。
「好きにならなければ失うことがないからわたしは恋をしない」
と。
ココロが動くのは怖いですよね。
傷つく可能性もある。
リスクがある。
でもね、人は傷つくたびに美しく、強くなっていくのだと思います。
もし今、失敗の最中にいて、ココロが痛い思いをしている人がいるならば、こう思ってみてください。
「今わたしは最高にココロが磨かれている時期なんだ‼︎ このあと最高に輝く自分になれるんだ‼︎」
「苦しい時は伸びる時期」
10代の頃にそういってくれた友人がいました。
リスクは怖いけれど、ココロを動かさない日々をずっと続けるならば、きっとあなた本来の美しさはまだまだクラウチングスタートしている状態かも。
ココロのストレッチと筋トレ。
ゆるめてゆるめてゆるめて、よしよしよし。
ゆるめすぎてもダメ。
はりつめてはりつめて、カチカチになって。
強くなりすぎてもダメ。
はりつめる、ゆるめる。
インプットアウトプット。
バランスよく、日々の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
みなさまが、素敵な日々の変化を楽しんで過ごせますように。