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【バチェロレッテ】自己肯定感からくる強さ
自分自身を信じることができている人の言葉の強さはすごい。
仕事でもプライベートでも、意見を求められた時に人は考え、悩み、そして決定するというプロセスを踏む。
その段階で、自己肯定力というフィルターは大いに関係してくるのだと思う。
一生懸命悩み考え、決定したとしても、
「本当にこれで大丈夫だろうか」
「失敗するのではないか」
という恐怖心や、自分自身に対しての信頼のなさがあると、マイナス思考に連結してしまうことは少なくない。
そしてこれが度を超えると、
「自分にこんな質問をしてくるなんてきっと馬鹿にしている。試されてるんだ」
「自分の意見なんてどうせ否定されるはず」
「絶対全員が納得する意見を言わなきゃいけない。それ以外なら答える意味がない」
など、認知の歪みとも取れる思考に発展してしまったりする。
マイナス思考になれてしまうと、人と関わるのが怖くなったり、自分の意見を伝えることが煩わしくなってしまったり、とにかく心の健康に良くない。
一方、自己肯定力のある人たちの意見はきっぱりしている。
自分の意見に対して断言できるのだ。
この、まるっきり別の種類の思考回路を持つ人々が、混じり合い、意見を交わし合い、そして肯定感の高い人にめった切りにされている(様に見える)番組がある。
バチェロレッテだ
(これについて書きたかった今日)
福田萌子さんという女性
人気番組バチェラーの女性バージョン。
はっきり言って最初はそこまで期待していなかった。
しかし、このバチェロレッテは一味違う。
毎回泣く(笑)
見ながら自分の心がシャンとしてくるのだ。
自分軸について考えさせられることが多い。
それは、今回のバチェロレッテである福田萌子さんのマンパワーによるものだと確信している。
彼女の言葉は強い。
冒頭に書いた、
「自分自身を信じることができている人の言葉の強さはすごい」
は、まさに彼女に対しての印象。
参加者の男性たちとデートをしたり、会話をしながら、相手の本質をずばりと見抜いていく姿には嘘がなく、自分の言葉に責任を持っていることを感じる。
一方男性たちはなんとか萌子さんを振り向かせようと頑張るのだが、言っていることに「自分軸」がないと、言葉の中に小さな、本当に小さな解れが生じてくるのだ。
そしてそれを萌子さんは絶対に見逃さない(笑)
その時の彼女の、まさに「無」の表情も好き(笑)
【注意:以下、ネタバレあります‼︎】
自分軸の大切さ
男性たちは萌子さんの前でいい格好をしたがる。
ある回で、自分語りがはじまった男性がいた。
言葉に抑揚や表情をつけながら話すのが上手な彼。しかし私は、若干自分に酔っている様な顔をするのが気になりつつ、でもきっとこの方は自分に自身がないんだろうなぁと思っていた。
一見、
「人を楽しませるため」
「人のために自分は在りたい」
という、彼のスタイル。
しかし、どこか中身がない様に見えてしまったのも事実。
二人っきりで話しながら、萌子さんはどんどんあの「無」の顔になっていく。そして伝えるのだ。
「あなたの理想はどこ?なりたい自分像はどこにある?」
しかし彼は仕事の理想を答えた。
それに対して萌子さんは、
「それはあなたの仕事の理想。私が聞きたいのはあなた自身の理想像」
と伝えた。
このやりとりは、大好きな映画
『食べて、祈って、恋をして』
の中にも似た様なシーンがあったなぁ。
人となにかを運営していく、仕事することにおいては、共感性や協調性が大切だし、そう教わってきた。
しかし、それが過多になりすぎると、たちまち「他人軸」で生きることになってしまう。
過多になりすぎる理由としては、
・共感性や協調性をモットーにして人と接していたら、人から好かれた経験が多かった。
・そうやって生きている人(親や上司、先輩)を尊敬してきて生きてきた
・共感性や協調性が欠けていることでいじめられたり嫌われた経験があった
例えばこういうものがある。
心がけはいつか習慣になり、当たり前になる。
人に合わせてばかりだと、自分を信じることができないよな。
自分を信じられないと言うことは、他人も信じていないとことだ。
すると、どこか自信のない表情ができあがってしまう。
言葉の選び方で伝わり方は変わる
昨日の新月は「自分軸」についてフィーチャーしていくような流れだったらしい。私自身も自分軸と言うものについてを考えてみたりした。
今回、残念ながらその男性は途中敗退という結果に終わってしまったが、その時の彼の涙はなんだか、今までの自分にさよならをしたようなそんな涙に感じて、私も見ながら泣いた。
萌子さんからもらったメッセージを受けて、さらに素敵な男性になって欲しいと思った。
こんな風に、萌子さんのカウンセリングとも言える参加男性たちとの対話が面白いバチェロレッテ。
私自身、カウンセリングを仕事としているので、とても学びになる。
海外経験があるのかな?英語も堪能で色んな特技や趣味があり、まさにスーパーレディーな彼女の選ぶ言葉使いのファン。
英語と日本の文法の違いや、価値観の違いが影響している気もする。
「あぁ、こういう時、この言葉を使うのか」
「私の人生の中でこの言葉を使ったことがなかった!」
など、本当に毎回楽しく拝見している。
過去に不倫で離婚経験があることを伝えた男性がいたのだが、彼が勇気を出して打ち明けた時、萌子さんが言ったのは、
「一つだけ言えるのは、その経験値を持ってるってことだよねってだけ」
という言葉。
このシーンは思わず膝を打った。
確かにその通り。
決してなにもジャッジしない。
その経験があるならば、それをどうしていくかはあなた次第。
このことを伝えるのに、私ならもっと遠回しに言ってしまいそうだ(笑)
この一行で集約してしまう言葉のセンスはすごいなぁと思った。
バチェロレッテもいよいよ終盤。
この萌子さんのハートを射止めるのは誰なのか…
終わりが寂しくもあるが、続きが早くみたいと思う。
今回は、バチェロレッテのことを書きたかった(笑)
というか、福田萌子さんと言う女性の素晴らしさを伝えたかった!
み