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鉄瓶のオススメは秋スタート。秘訣は「毎日」、「お湯を沸かす」=「乾かす」こと。

三保原屋本店は静岡の家庭用品専門店。創業は1687年といわれています。

例年暑い夏→暑い秋が続きますが、それでも秋になれば朝晩の気温は少し落ち着きます。毎朝、白湯を飲む方に鉄瓶はとても向いていますが、そのポイントをnoteにまとめてみます。


※鉄瓶は空焚きに注意が必要です。
空焚きでアツアツになった状態で、水をかけると「パンッ!」音がして、見えないヒビが入ることがあります。

ポイント

何度も記載しますが
●長く使う秘訣は「毎日」、「お湯を沸かしたら」「すぐに乾かす」こと
●鉄瓶のオススメは秋スタート
です。

ポイントさえ押さえてしまえば、ルーティンをまもり、逆に何も考えなくて良いのが特徴です。

秘訣①

鉄瓶の素材は鉄。
鉄は「サビびたいから、サビびるもの」。なので、サビびさせないよう使ってあげる必要があります。
(NHKのチコちゃんに叱られるでも紹介されたとおり、自然界では基本的に鉄はサビています。)

沸かす=乾かす

鉄をサビにくくさせるためには、毎日使用し、使用後には必ずしっかりと乾かす必要があります。

鉄瓶内部のお湯を、湯呑や、保温ポット・水筒に注ぎ切ってしまい、鉄瓶を
空にして乾かしてください。

この際、
●後で乾かそう
と思うと、忘れたときに一発でサビてしまう可能性があります。

鉄瓶でお湯を沸かし終わったら、鉄瓶を乾かすところまで、一気にやってしまった方がいいかと思います。

毎日

また、毎日使っていないと、重たくて鉄瓶を敬遠し、結果的に湿気等でサビさせてしまう方が多くいらっしゃいます。
毎日使うこともポイントです。

乾きにくい場合

蓋のフチ、注ぎ口、本体の蓋が乗る場所など、少し乾きにくい場所があります。
ティッシュでサッと水分を拭きとれる場所は、拭きとっていただいてもOKです。


ここからは、あくまでも私の事例ですが。

鉄瓶がまだ熱く、乾かしている作業の途中であっても。
ちょっと乾きがイマイチな時が、たまーにあります。

そういうタイミングで、私は乾かす目的(鉄瓶の乾く温度を維持する目的)で10~15秒くらい、意図的に空焚きをすることがありますが、基本的には鉄瓶は空焚きNGです。
(熱くなりすぎると、鉄瓶によくないので、基本的には空焚きは禁止です。ご注意ください。)

★特に空焚きになり、超高温になった鉄瓶に突然冷水を入れると、「パン!」と音がして、見えないヒビが入り、鉄瓶から水が漏れる可能性があります。ご注意ください。


秘訣②

使用開始時期

使用開始は秋がオススメです。
そして、「毎朝」など、決まった時間に沸かすことをオススメします。

(必要なタイミングで沸かそうと思うと、めんどくさくなって使わなくなってしまった事例を何人も見てきたことがあります。)

朝起きて、お湯を沸かしたくなるのは、秋~冬~春にかけてだと思います。(湿度も温度も部屋に欲しい季節。)

朝に沸かして、乾かしてというサイクルを例えば半年続けると、そのサイクルは習慣となります。変な言い方ですが、何も考えずに鉄瓶を使えるようになります。

逆に、「鉄瓶は重たいから」といって、不定期でお湯を沸かしているうちに、段々めんどくさくなり。
結果的に放置期間が長くなり、サビてしまったという方は少なくはありません。

白湯を飲む習慣

白湯を飲む習慣がある方は、鉄瓶生活にとても向いていると思います。
・朝に必ず沸かして
・そのお湯をすぐに使って
・使いきれないお湯は保温ポットや水筒にストックして
という風に、習慣ができやすいイメージがあるからです。

急いで買うモノでもありませんし、IH可否の問題もあるので、ご興味のある方は、三保原屋に限らず、近くのお店で色々聞いてみてください。


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