課題図書:産前・産後のからだ革命
こんばんは!!NPO法人マドレボニータ養成スクール生の杉村美穂(みーちゃん)です¨̮♡︎
今日は課題図書で読んだ「産前・産後からだ革命/吉岡マコ著」の中から気になったフレーズを一部抜粋してご紹介したいと思います!!
①めでたい、うれしいだけではすまない産後の現実
「産後の身体はガタガタです。母となった喜びをかみしめる一方で、小さくてふにゃふにゃな赤ちゃんを腕に抱く自分の身体は、実は慢性的に緊張していて、コリや疲労が蓄積しやすい状態。なのにまわりは妊婦のときほど気遣ってくれない。」
「このしんどさは本人にしか実感できないので、周囲の人たちも産後の女性を大事にすることをうっかり忘れてしまうのです。」
赤ちゃんが産まれると赤ちゃんが主役になり、母のことを忘れられがちだったりしますよね。
特に「産後1ヶ月は比較的身体を休ませないといけない期間」と考えて、最初は周りの人も気にかけてくれるけれど、そこを過ぎるともう大丈夫って思われがちだったり。。。
でも実際はそこからがまだまだ大変。
赤ちゃんはまだ夜中頻回に起きるし、体重はどんどん重くなる。自分の体力もまだ完全には戻っていないと感じることも多いと思います。
そんな時でも自分の身体の事って後回しにしちゃいますよね。本当にうれしいだけではすまないなぁと実感したのを思い出しました。
②身体を変えるのは10分間の体操より他の時間にとる姿勢
「よく雑誌などには、“お風呂上がりにエクササイズを10分”なんて書いてありますが、その10分を捻出するのも難しいのが産後の現実です。そもそも、1日10分間何かしたところで、それ以外の時間を間違った姿勢で暮らしていては、焼け石に水というもの。ここで、発想の転換をしてしまいましょう。」
「起きている時間は、すべての時間をエクササイズにしてしまうのです。」
これ、養成スクールに入って身をもって感じた事でもあります‼︎
毎日しっかりと筋トレする事も大事だけれど、それよりも日常生活の中の姿勢や身体の動かし方を変えるだけで、その方が何倍も筋力を付けたり姿勢を変えることが出来る‼︎と感じました。
赤ちゃんのお世話をしている中で、たった数分の時間を取る事も難しかったりします。
「オムツを変える時や家事をする時の姿勢、身体の使い方などを変えるだけで身体をケアしたり筋トレになる」という事をお伝えし、日常生活で自分の身体に目を向けるきっかけを教室で手渡していけたら良いなぁと感じます。
③産前・産後は人生の棚卸しのチャンスでもある
「出産は、身体をつくり直すチャンスであると同時に、自分の心と向き合って、必要なこととそうでないことの取捨選択をする“人生の棚卸し”のチャンスでもあります。」
私は、出産後自分自身の人生はこれで終わりになったんだなぁと漠然と感じていました。
これからは子供達を育てるためだけに生きていくのだと。
しかし、マドレボニータの産後ケア教室に参加して、他の参加者さん達が転職を考えていたり、自分のやりたい事を仕事にしようとしている姿を見て、
『あ、母になっても何かにチャレンジしてもいいんだ。自分の人生って終わりじゃないんだ。』
と気付きました。
そこから今の養成スクールに通う事を決意したのです。
母になっても、自分の人生を生きることが出来る。
母になっても、一人の女性としていろんな道を選択する事が出来る。
そんな事に気づかせてもらいました。
私は今回、対話のある産後ケア教室を開催することは出来ないけれど、短い時間の中でも参加者さんと話している中で何か心や身体を変えるきっかけになる事を伝えられたらいいなと感じました。
その為にも更に勉強していきたいと思います‼︎
では、またー⑅︎◡̈︎*