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note限定! 出版予定「デザイン重視の経営術」(仮題)、章を一部公開します!

こんにちは。&D、Cotton’sの尾崎美穂です。2020年秋(予定)に上梓することになりました拙著をご紹介させていただきます。上梓に至った想いと、note限定で、全5章のうち2章を初公開します。

クリエイティブの力がもっと生かされる世界に変える!

記憶を遡ると4歳の時から、とにかくモノづくりが大好きで、表現をすることには、何らかの価値があると信じ続けてきた私ですが。フリーランスでデザイナーやイラストレーター、革小物作家として15年ほど過ごした後、コットンズという初めての会社組織で、経営、プランニングやデザイン、イラストディレクションを9年弱行なってきて、想うことがあります。

それは、「日本のデザインは世界に比べて評価が低く、企業で十分に有効活用されていない。」ということです。

企業に所属するビジネスリーダーの皆さんは、会社の価値を高めるためのひとつとして、デザインを活用する場もあるかと思います。ですが、何が正解かがいまいちわからないため、見た目やご自身の感覚、上司の方からの指示に従って判断せざるを得ないこともあるのではないでしょうか?

デザイナーなどのクリエイターの皆さんは、より良いと思うデザインをクライアントに提案するものの、担当者の個人的な判断や、後から現れる上層部の方達の評価で、右往左往。また、より良いものを提供してほしいと望まれる一方で、安さとスピードを求められ、そのチグハグなオーダーに戸惑われることがあるのではないでしょうか?

私は、デザイナー出身のクリエイターであると同時に、2つの会社の経営者でもあります。そうしますと、どちら側の立場やお考えも、わかるような気がするのです。

私が三代目社長を務めるコットンズは、企画・デザイン・イラストの会社です。クリエイターの方々の熱い想いやこだわり、仕事上でのジレンマは、心に染み入るほどわかります。

もうひとつの会社、&Dでは、経営者さまやビジネスリーダーの方々のお悩みに寄り添い、デザインで解決するためのコンサルティングを行なっていますから、その悩みの状況も深く理解できます。

そこで、その二者の溝を埋めて、最も企業にとって有効なデザインを生み出せる環境を作っていくために、その手法を伝えていく活動を行ないたいと強く思いました。

企業にとってデザインは必要不可欠な武器となり、クリエイターの皆さんが高く評価される世の中に変えていきたい、という野望を持っているのです。そんな野望を叶える第一歩として、1年半以上の執筆準備の末、デザインを経営に活かす方法が書かれた拙著の上梓に至りました。

初公開!一足お先に拙著の章をご紹介します。

今年秋の刊行に向けて、今、最後の調整を行なっています。ですから、章もまだ仮なのですが、予定しているものを、note限定でちらりと公開させていただきます。

第1章 デザインは新時代のビジネススキル
1 予測不能な時代に求められる経営手法
2 国が推奨するデザイン経営
3 海外の成長企業の経営者は、デザインに精通している
4 唯一無二の企業価値を生み出すブランド
5 ブランド価値を継続させるブランディング
6 人を中心とした経営の環境づくり
7 デザイン思考の先には「人」がいる
8 時代に敏感な経営者はすでにデザイン経営を始めている
[My Story 〜デザイン経営への道] 
①はじまり ひ孫請けオペレーション会社的な状態だった

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第1章では、デザインがなぜ今、世界で注目されているのか。デザインを取り巻く動向や、企業の中で活用できる「デザイン経営」「デザイン思考」「ブランド」「ブランディング」とはどのようなものか。有効に活用するためにはどのような「会社環境」が必要かなど、デザインを取り巻く全体像を解説します。

第3章 デザインが浸透しやすい会社環境を作る
1 社員の心を動かし、巻き込む
2 デザイン経営の下準備① 〜社員に共感し、尊重する
3 デザイン経営の下準備② 〜「問題の原因は自分」と考える
4 デザイン経営の下準備③ 〜社員の声を聴く
5 デザイン経営の下準備④ 〜社員の自主性を養う
6 デザイン経営の下準備⑤ 〜人と人、部門間の壁を取り払う
7 デザイン経営の下準備⑥ 〜経営理念を明確にする
8 デザイン経営の下準備⑦ 〜経営理念を社内に浸透させる
[My Story 〜デザイン経営への道]
③営業改革 売上を確保して、次なるステップへ

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「ブランディングやデザイン思考を試してみたけど、成果を感じられなかった」という声も聞きます。手法だけを取り入れても、会社環境が整っていなければ、上手く機能しない場合があります。そこで第3章では、デザインを用いた経営手法を十分に活用できる会社環境を作るノウハウをお伝えします。

皆さんのお役に立ちそうな項目はありましたでしょうか?

[ブックサポーターズを募集しています]
この本の奥付近くに「ブックサポーターズ」というページがあり、「デザインを経営に生かす」という考え方にご期待・ご賛同いただける、あるいは尾﨑美穂の活動に共感・応援してくださる方の、お名前や社名・肩書きを掲載させていただきます。さらにブックサポーターズの皆さんには拙著を1冊プレゼントします。
※2020年7月22日まで
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