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詩「珈琲」

まだ眠っているあなたのために
そのあなたを待っている
わたしのために

ドリップする1杯が

そのこころの余白が

今日という一日を
軽やかにする


以下、詩の説明です。

珈琲の語源は
珈…女性の髪にさす珠玉飾り
琲…その玉を貫くひも

コーヒーの実が枝に群がる情景を表した象形文字と、珈琲店の店主に教えてもらいました。

珈琲の赤い実(黄色もあります)は、とてもきれいだなぁといつも思います。

その店主さんからドリップの基本を教えてもらいましたが、最後は、正解はないから自分の好きな濃さに自由にいれていいんだよという言葉で、なんだかほっとしました。

誰かのために自分のために、ゆったりとした時間の中でコーヒーをいれる朝のひとコマを詩にしました。


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