「性」について思うこと
今、わたしが思う「性」とは?
「性」は、りっしんべん(心)に生きると書きます。
食べることと眠るここと同じくらいに、生きていく上で必要な営みだと思います。
まずは
自分の心も身体も大切にすること
大切にする方法は、人それぞれ。
そこには正解も不正解もありません。
わたしは自分の心が、身体が、「今」何を欲しているのかを大切にしています。
欲しているその瞬間に、できるだけその要求を満たしてあげるようにしています。
お腹が空いたとき
それを満たすために、手っ取り早くファストフードを食べたり
野菜を欲していると感じれば
時間をかけて、コトコトと根菜類を煮たり
葉物たっぷりのサラダを作るように
疲れて眠いときは、たくさん睡眠をとり
眠れない夜は、そういうときもあると受け入れる
性の在り方も、その時々で満たし方はいろいろあって良いと感じます。
欲求を満たすために、手っ取り早く済ませるとき
じっくりと感覚を味わいたいとき
その時々で、自分が「今どうしたいか?」にフォーカスしています。
そして大切なのは、NOという意思表示も含め、自分も相手も全て受け入れるということです。
自分も相手も決して傷つけることはしないと決めています。
だけれども
相手がいる、いない
そこに重きを置いていません。
わたしは自分の身ひとつで満たすことができたら、それでいいと思います。
相手を愛するよろこびも
自分を愛するよろこびも
どちらもかけがえのない
大きなよろこびです。
それを「性」を通して味わうことで、生きる力が満たされ、生きるよろこびにつながると感じます。
被害に遭い、長い月日を経て、心からそう思います。