コンテストに応募する為に生み出したけれど…
自分の描く絵についてずっと悩んでいた。
中途半端だって。
少女漫画のようにリアルな絵は描けないし
もっとシンプルで優しいタッチでキャラクターっぽく描きたいけれど
なかなかそれも上手くいかない。
お話も、なかなかコミカルなお話に苦手意識が出てしまい
上手く描けない。
それが悔しくて苦しくて。。。
そんな中、自分で応募すると決めていた
公募の一つの応募の為
その考えを今一度、一から考え直してみた
何日も何日もかけてお話を考えて
イラストのタッチも様々な描き方をしてみたり
色の塗り方も手法を変えて何度も塗り直した。
2週間以上、悩んで何度も描いて消して…
上手くまとまらなくて、一度ペンを置いてみたり…
イラストも決まらなければ、お話もまとまらない。。。
もう、今回の公募を諦めようとした時、
たまたまテレビで戦隊モノの映像が流れた。
我が子は男の子2人!
でも、2人とも戦隊モノを全く見なかったんですよね
なんでだろ?
だからこそ、だからこそすごく新鮮だった。
また、お仕事でスーパーマンのイラストを描くことがあったので
そういったスーパーマンや戦隊モノを描くことにすごくワクワクした!
そんな時
お母さんを助ける戦隊ヒーローがいたらいいのになって
思った
私が子育てをしていて思ったこと、伝えたい事が今そこにあったから
「イクメン」という言葉、うちの夫も何度か投げかけられた事があった
でも、「イクメン」という言葉を聞くたびにモヤモヤした私がいた。。。
だって、少なくとも我が夫は、やってくれる!それは本当だけれど
それは私がお願いしてやって貰うことが多かったから。
子供達の荷物などの準備はもちろん、抱っこ紐で抱っこして貰うのも
私からお願いしていた。
お願いしてやってくれるだけいいじゃん!って声が聞こえてきそうですが…
確かにそれもありますが
でも、私がお願いしたことをやるだけで
「お父さん偉いね」って声をかけられた
「イクメンだね」
「おむつ変えて偉いね」
「ミルクあげて偉いね」
「子供の面倒見て偉いね」
でも、その言葉が通用するのはなぜか「お父さん」だけ。
お母さんは毎日オムツ変えて、ミルクあげて子供の面倒見て
でも、褒められることって圧倒的?ほどんどないなって
(あくまでも私の場合はですが)
自分の夫が褒められるのはもちろん嬉しい
けどこの「イクメン」だけが引っかかった心の狭い私。
お母さんももっと褒められたら頑張れるのにな。
ちょっとやったら褒められる夫。
でも何かあれば妻のせいになる。
そんな縮図が多いように感じた子育て。
そもそも「イクメン」も
夫からの「手伝うよ」も私は違和感。
だって2人の子だから。
夫も「当事者意識」を持って欲しいと思っていたから
子供は女性にしか産めない。
小さな子がいたら外に働きに行けない
だから夫が働く
間違ってないとは思う。
我が家もずっとそう思ってきたから。
夫は「外で沢山働いて沢山お金を稼ぐことが家族の幸せにつながる
私は私で「私はお母さんとして家事育児を1人で完璧になることが家族の幸せ
そう信じて疑わなかった。
けれど、それが招いた育児の結果は「夫が在宅になりまして」でも描きましたが
私が心も体も壊して入院という最悪な結果だった
このことがあってから私は考え方を変えた
「理想のお母さんを目指すことをやめた」
だってもう入院したくないもん(笑)
でも、このことがあったおかげで気づいた。
お母さんにもっと優しい世界があったらいいのに
お母さんがもっと気軽に褒められる社会になったら
思い詰めるお母さんがもっと減るんじゃないかって
そこで思いついたのがこのお話だった
ちょっとダジャレ入っててすいません(笑)
ママだってパパみたいに褒められたいもん
そんな思いをこのキャラクターたちが叶えてくれた。
描いていてすごく楽しかった。
2週間以上悩んでいたのが嘘みたいに、スラスラ描けた。
もちろん、公募に通ることが最大目標だけれど
私なりに、すごくお気に入りの作品ができたから
ダメでも自主連載していきたい
そう思うくらい大好きになれた作品!
公募のサイトだけでなく、もっと見て頂きたく
noteにも描いた私です(笑)
※公募的に個人のサイトに描いたものでもOKなので
そちらに載せつつもnoteにも載せることにしました。
公募サイトには第三話まで公開されておりますが
こちらでは特に思い入れの強い一話を載せさせてください*
前置き長すぎてすみません!それではスタート!
もっともっと描きたいことがあるので、
どこかで自主連載していきたい気持ちが
めちゃくちゃ強いです!
でも、この作品は描いていて過去の自分が
一番救われた最高の「作品」になりました。
思いついた自分、ありがとう
描き切れた自分ありがとう
たまには自分で自分を褒めてみる!
これ、めちゃくちゃ大事って最近気づいた!
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