見出し画像

「働くママ」が抱える呪縛

・子どもを預けて働くことへの罪悪感

以前、経営者や起業家さんが集まる交流会で、母親学校のようなことをされている方が、このようなお話をされていました。

「3歳にも満たないお子様を、預ける人が増えていますが、それが、子どもの成長に悪影響を与えているのです」と。

…私は、絶句しました。

理由は、私自身、共働きの両親のもとに生まれ、保育園に預けられて育ち、私の娘も0歳から保育園に預けているからです。

ですので、まるで、私の子育ても、私の親の子育ても否定されているかのように感じてしまったのです。

ショックでした。

「預けて働く」

悪いことをしているわけでないのに、何か罪悪感のような、モヤモヤした気持ちが渦巻いていました。

でも、そのあと、個別でお話をさせていただく機会があり、よくよく聞いてみると…

「特に3歳までの教育が大事だから、お子さんとちゃんと向き合ってほしい」ということを、伝えたかったようです。

・「預けて働く」から分かること

私は「預けて働く」ことは、ママにとっても、子どもにとっても、双方に良い点もあると考えています。

たとえばお迎えにいったときの「待ってたよー!」と、ぎゅーっと抱き着いてきてくれるあの感じ。私は毎回、胸いっぱいの「幸せ」を感じています。

ずっと一緒にいないからこそ、一緒にいる時間が、またかけがえのないものに感じられる。

また、娘は娘で、保育園の先生との関係、お友達との関係で、新たな面や、さらなる成長を見せてくれるようになって。

これはたとえば、ベビーシッターさんであっても同様で、親以外の人との関りで気づくことって、親にも子どもにもあると思うのです。

子どもも、幼いながらも、きっと色々なことを感じてくれていると思います。

そして、このような他者との関りは、社会性を身に着けることに一役買ってくれると考えています。

・子育て神話

私の母は、教育者で(小学校の養護教諭です)、日々たくさんの子どもに接していました。

そんな母が、いつも言っていたこと。

それは「子育てに、正解はないのよ。あるのは、その子と環境に合っているか、いないか」ということでした。

私は、娘の子育てを通じて、本当にそうだなと感じています。

いくら本に「こうするべき」とか、偉い先生に「こうしなさい」とか言われたとしても。本当にそれが良いかは、分かりません。

たとえば「3歳までは親だけが見るべき」という子育て論があったとして、それを受け入れるかどうかは、やはり私たち親が判断する必要があると思うのです。

理由は、子育てにおいての責任は、子育て本でも偉い先生でもなく、私たち親にあるからです。

ですから「こうしなさい」という子育て論を、ただ鵜呑みにすること、それはとても危険に感じます。

そこには、「私はこうしたい」とか「こう育てたい」という「主体性」が、ないような気がして。。。

・私たち親が「主体性」を持つために

そもそも、「主体性」とはどのようなものでしょうか?

デジタル大辞泉によると…「主体性:自分の意志・判断で行動しようとする態度」とあります。

ここで必要なのは、「自分の意志・判断」と、それに基づく「行動」ということになります。

ではもし、「主体性」がなかったら…?

先述した子育て論にあるような、「こうしなさい」「こうあるべき」というものに、振り回されかねません。

このような「こうあるべき」に振り回されたり、縛られたりした場合、私たち親の、また子どもたちの笑顔は、そこにあるのでしょうか?

きっと、ないですよね。。

笑顔になるどころか、疲れてしまうように思います。

だからこそ「こうしなきゃ」「こうあるべき」ではなく、「こうしたい」「こうありたい」という意志や判断。

大事なのは、こういった「意志を持って判断できること」なのではないかと思います。

ですからまず、ママ自身の想いや考えを、大事にしたいのです。

・仕事も子育ても…全部大切!

仕事も、子育ても、自分自身も、全部大切。そしてこれからも、大切にしていきたい!

そう考えた場合に、仕事においても、子育てにおいても、「こうしなきゃいけない」というのは、とても苦しいと思うのです。

「こうしなきゃいけない」というもので縛られてしまうと、何かイレギュラーなことが起きたとき、とたんに、対応できなくなってしまいます。

そしてそれは、自分で自分の首を絞めてしまいかねません。

そうではなく、「こういうやり方もある」「こういう考えもあり」そんなふうに思えたら、もっと楽に、もっと楽しく「全部大切」にできると思いませんか?^^

「仕事も、子育ても、自分自身も、全部大切にしたい」

そのためにできること、それはまず「こうしたい・こうありたい」を大切に、それを実現するための術(すべ)を知ること、だと考えています。

・「理想の姿」を叶える方法

2019年7月から「働くママ応援部」を開設します。

ここは、「働くママ」と「働くママを応援したい人・企業」が集まる、無料オンラインコミュニティです。

言うなれば、「働くママ」が「こういうやり方もあるんだ!」と気付ける、色々な呪縛から解放できる、そんな場を作っていきいます。

そしてこのコミュニティは、「これから働きたい!」というママも応援します。

ママだからって、諦めることはなんてありません。

私たちはママの前に、一人の人間です。

そしてあなたの人生は、あなたのものです。

自分の人生ですから、自分で選んで、自分で決めることができるのです。

それぞれの分野の「専門家」の力を借りながら、「働きたい」「子どもも大事にしたい」というその想いを、叶えるための場を作っていきます。

どうぞ、楽しみになさっていてください。よろしくお願いいたします!

【お願い】「働くママ」や「働くママを応援したい人・企業」の方は、ぜひコメントやフォローをいただけたら、とても嬉しいです!






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?