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中身が見えないから、不安や不満が溜まる

 相も変わらず、学校は休校しています。
 教員は「子どもいないし、学校の教員も仕事ないんじゃないの。」と思われがちです。確かに生徒がいないので、いつもよりは仕事量が少ないです。ですが、私の職場は意外かと思われますが、仕事があります。
 修学旅行や学校祭の時期をどのように設定するか、生徒の学力をどのように支えていくのか、長期化した場合の地域への説明対応、中体連の有無、再開後のメンタルヘルスなどなど。意外と決めなければならないことは多いように思えます。約2ヶ月学校が休みとなり、さらに今年度も回復の見通しが立たない状態なので、職場はバタバタしています。特に3年生の担任は、部活や受験があり、生徒が心配でならないようです。
 生徒がいないと楽できる。大昔はそれが事実だったと思います。でも、今は違うのです。学校は公教育だから、そこで教育を受けた人にも、子どもを進行形で預けている親にも、もっと学校の実態を知らせるべきだと私は感じています。
 教育現場の目的や、何を目指して教育をおこなっているのか、それらをもっと知ってもらうことで、学校の役割が明確化し、子どもが安心して成長できる場になると思うのです。
 そのためにも学校の教員はもっと外部に発信した方がよいなぁと、改めて思った1日でした。

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