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思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。

突然ですが、あなたが「言われて嬉しい言葉」は何ですか?

「素敵ですね!」「あなたのおかげです」「いいご趣味ですねぇ」「よく調べてますね!」「芯が強いですね」「仕事が早いですね」「お願いしてもいいですか?」…人の数だけ、言われてうれしい言葉はありそうです。概ね、その人の本質的なところに共感、肯定される言葉=嬉しい言葉と言えそうですね。

一方、上記の言われて嬉しい言葉の反対語=言われると悲しい、傷つけられる言葉とは、一体何でしょうか?
「つまらない」「こんなの誰でもやってる」「センス悪い」「マニアックなんですね」「どMですか?」「調子のってるね」「…(無視←態度)」

その言葉を発すると相手が傷つく、と解っていて敢えて言うような態度だったり、過去に自信が言われて傷ついたから、腹いせに同じ言葉を投げて溜飲を下げるようなことも、往々にしてありますね。

人の営みの中で、生かされたり否定されたりする要素は、究極「言葉」だと思います。ある言葉で救われたり報われたり、楽になったりする。そうした言葉は生きるエネルギーになる。一方、否定されたり蔑まれたり、苦痛を与えられたりする言葉は、存在を疑わせ希望を失わせ、生きるエネルギーを枯渇させます。

いわれて嬉しい言葉は、どんな人にも共通で嬉しいはず。
逆に自分が傷ついた言葉や態度は、他人に与えてはいけない。
西村玲子(イラストレーター・エッセイスト)1942年9月27日生まれ

子供の頃「自分がされて嫌なことは、他の人にもしない」と言われていたのを思い出します。言葉に当てはめてみても、全く同じ理論が成立しますね。「自分が言われて嫌な言葉は、他の人にも言わない」極めてシンプル。

因みに、どんな人にも共通する「いわれて嬉しい言葉」は「ありがとう」です。そして、「ありがとう」には反対語に相当する言葉が存在しないそうですよ。

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