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江戸川Qの『ドローンを追う』#8
ドローンについての学術論文記事です。
A42枚程度の読みやすい内容でリンク先にアクセスしてPDFをダウンロードしてもらうといいのですが、論文の趣旨は人命救助における「救急ドローン」について飛行網の最適設計手法、つまりドローンによる人命救助の最適な飛行網ににつての研究論文です。
論文:ドローン飛行網の最適設計手法
この中で興味深いのは「ドローンハイウェイ構想」です。
ドローンハイウェイ構想!?
それは人命救助の為に山岳路等を飛行すればドローンが飛行するとエネルギー消費が激しくなるため、低燃費でより早く飛行できる飛行路構想のようです。それは最も当然であることかもしれません。
事実、車道においては救急車両は何より優先されます。これはドローンが空を自由に飛ぶ社会になれば、「空」において考えられるべき飛行路といえるかもしれません。
現在、確かにドローンで多くの輸送実験が行われている記事を見ますが、多くは河川、海沿岸部等の私権が設定されていな場所が飛行経路としては多いように思います。
確かに人命救助となれば、現在の実証実験の河川を飛んでいては救助すべき目的地に着くのに時間がかかるでしょう。
勿論、飛行路は直線が良いですが、途中山岳等の高低差があれば、よりドローンを長く飛ばし制御する為に電波の強弱や低燃費を考えてエネルギー効率の良い飛行空路が必要になりますね。
その為のハイウェイ構想だと思いますが、一方でその構築には地上権等の私権との調整が必要にもなるでしょうね。
でも、この「ドローンハイウェイ」は未来社会のインフラになるかもしれませんね。
想像してみてください。
休日、マウンテンバイクで山をクライミングしている最中に転倒事故に遭う。その時、ウェルブルウォッチの位置情報でドローンが最速でやってきて怪我人の保護、状態の確認をする。
もしかしたら未来の事故の現場にもドローンの姿があるかもしれません。こうした研究論文を覗き見ると、ドローンの未来を想像させてくれます。
未来を想像するのはワクワクしますね。
文:江戸川Q