手持ちのカメラ達 その2
先日、Olympus PEN Fで撮影した手持ちのカメラ達、昨日は祖父伝来のRicohFlex6でしたが、次のカメラも祖父伝来の一つです。
約45年前のカメラ、Olympus OM10です。
オリンパスの名器、Olympus OM1の大衆モデルというような位置づけで、絞り優先AEの一眼レフです。
このカメラは、RICOHFLEX Ⅵと一緒に実家の押し入れの奥にしまわれており、革ケースはカビでびっしりと覆われていたんですが、本体はあまり汚れや損傷はない状態。
ただ、電池を入れ替えてもフィルム巻き上げや空シャッターが切れない状態。
修理に持ち込んではみたものの、なぜか修理を受け付けてもらえなかったという子です。
このカメラはバラしては色々点検して戻し、というのを繰り返し、少しずつ続けて1年ちょっとかけてようやく使える状態になりました。
使った感じは「比較的コンパクトで軽く、シャッターも軽い感じ」でした。
実際、他の一眼レフPentax SPとかNikon FE2とかと比べるとサイズも小さく、シャッターボタンを押した際の振動や音も小さいです。
基本的に絞り優先AEのカメラですが、別途アダプターを付けるとシャッタースピードも任意で設定できますので、実質的に上位機種のOM2なんかとほぼ同じようにマニュアル機としても使えます。
ただ、このカメラで唯一あまり気に入ってないところがあるとしたら、ファインダーのピント合わせが「上下にずれた像がぴったり合えばOK」という形式の表示な点。
群生する花なんかを撮るときにはもう地獄ですw
Nikon FE2みたいにフォーカシンググラスが交換できれば良いんですけどね。