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初の広角ズーム
Nikon DfとFE2で使えるような広角ズームを新しく購入しました。
カメラが良ければ、レンズたくさん持ってれば良い写真が撮れると言う訳じゃない、と言うことは重々承知ではありますが、やっぱりレンズの画角という物理的な制限は如何ともし難かったです。
広角レンズが欲しいなと思うようになったのは、先日の双子座流星群の折、
Olympus PEN E-P5を持って行ったんですが、その時カメラにつけていたのが14-42mmズームレンズでした。
E-P5はセンサーサイズがマイクロフォーサーズで、実質28-84mmくらいの画角になります。
カメラを夜空に向けて撮るには、28mmの広角側で撮ってもカバーできる範囲は狭くてちょっと心許ない具合です。
普段は主題になる被写体を単独で写したり、色々背景とか前景、副題などは入れたりしない撮り方が多いんですが、時々風景を撮るときに
「あぁここは広角で、もっと広い範囲を撮りたかったなぁ」
と感じることが増えてきてました。
これまでNikon FE2で使っていたレンズで最も広角なのは35mm、Pentax SPなどのM42マウントと、Olympus OMマウントでは28mmが最も広角な部類です。
一番広角になるのは、5x7フィルムと90mmレンズの組み合わせで、多分35mm換算で20mmくらいになるんじゃないかと思います。
なので、20mm以下の広角は未体験ゾーン。
せっかく広角を買うなら
・フルサイズ規格で
・単焦点でもズームでもどちらでも良いが、せっかくならズーム
・焦点距離ができるだけ短いもの
という条件で色々探してみました。
で、購入したのはSigma AF 15-30mm F3.5-4.5 EX DG IF というレンズ。
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広角15mm〜30mmをカバーするオートフォーカス対応のレンズで、これまで経験したことのない画角のレンズになりました。
中古で購入しましたが、光学やヘリコイド動作、絞りバネ動作とかは特に問題なさそうです。ただ外観にちょっと擦り傷などがあるくらい。
普通に使ってれば新品買っても1年くらいでこれくらいの傷やら何やらはつくでしょ、というレベルで、実際の使用には特に問題なさそうです。
普段50〜100mmくらいのレンズが出番が多い撮り方をしてますので、この魚眼にも近い広角レンズをどれくらい活かせるかはまだ未知数です。
特に広角になると、『何が主題か』をわかりやすく撮るのは難しそうですし、何より『余計なものは写さない』というのも難しそう。
まずは30mmの画角から始めて、徐々に超広角を使うようにしてみようかな、と思います。
あとは超広角ならではの被写体、例えば星景とか夜景とかも面白そうです。