手持ちのカメラ達 その7
気がつけば我が家には色々なカメラが「生えて」来てました。
中でも、二大勢力になっているのはOlympusとMamiyaです。
今回は使って楽しいOlympusのカメラをご紹介します。
フィルム一眼レフ機のOM10は以前の記事でご紹介したので割愛して、
色々あるカメラの中で、1番のお気に入りと言っても過言ではないのがこのOlympus PEN F。
同じ機種を2台持っているのは、このPEN FとPentax SPです。
SPの方は露出計がうまく動かなかった個体をパーツ取りとして保管しているという、ストックとしての扱いなんですが、PEN Fは2台ともに完動品。汚れや傷はあるものの、カメラとして使用するのに何の問題もない状態です。
我が家にやってきたときは2台ともにシャッター不動でしたが、何とか調整と修理が出来て無事現役復帰しています。
出来上がるネガは1コマ1コマが非常に小さく、上の写真は大判5x7のネガとの比較です。左側が PEN Fで撮影したネガ、右側が大判のネガです。
1コマのサイズ自体は小さいですが、写せる写真自体は「ちゃんと写真」です。
今回のカメラ達の写真も、Olympus PEN Fで撮影しています。
何よりも、フィルム1本で72コマ撮れる圧倒的コスパが素晴らしいのと、シャッターフィールがMamiya M645と同様秀逸、ということもあり、日頃から愛用しています。
こちらはOlympus 35EDで、ヤフオクで数百円で購入してみました。
シャッターは動作不明、写せるかどうかわかりません、という触れ込みでしたが、電池を入れてモルトを貼り直したらキッチリ写せる子になってくれています。
二重像一致式でピント合わせも楽ですし、結構シャープに写ってくれます。
背景を盛大にぼかして、という撮り方は出来ませんが、スナップシューターとしてはお手軽で非常に扱いやすいです。
そしてデジタル一眼の中では唯一のミラーレス機、Olympus PEN E-P5です。
こちらも中古で、たまたまお手頃価格だったものを見つけて購入したんですが、理由は単純に
「ミラーレスのカメラとはどんなものか使ってみたい」
という興味本位でした。
センサーサイズがマイクロフォーサーズと非常に小さく、Olympus PEN Fと実質的に同じくらい、という具合になっているかと思います。
それだけに広角はあまり強くないものの、標準〜中望遠〜望遠あたりで非常に使いやすく、それに思っていたよりもかなりきれいに写してくれるので、重宝しています。
画質面でも「贅沢を言わなければ、恐ろしく細かいところまで気にしなければ文句をつける余地が見当たらない」と感じています。
何よりもコンパクトなサイズで重量も非常に軽いので、ちょっとしたお出かけに持っていきたい、という時に活躍してくれます。
あと、僕自身がよく使う画角が中望遠のあたりですので、むしろマイクロフォーサーズのカメラが合っているのかも、と思うこともよくあります。
オリンパスのカメラはいずれも機能面でもそうですが、カメラという品物のデザインも気に入って使っています。
特にPENシリーズはデジタル、フィルムいずれも機能面、デザイン面両方で満足度が高く、この先体力の衰えなどで重たいカメラを使えなくなったとしても、PENシリーズだけは手放さずに持ち続けると思います。