現PMが求める人材は『ごめんなさい』と『ありがとう 』が言える人。
◆実際のMTGで報告されている、あんな事こんな事
職場においてPMとして老若男女問わず、10数人に指示を出したりタスク管理をしたりしているのですが定期的に「どこにヒューマン・リソースを割くか?」というMTGが開催されます。これは適材適所、という目的から開催されるものだと思って参加していたのですが、実際はもっと根本的な事でした。私自身も今まではマネジメントされる側ばかりだったのでとても新鮮かつ自分自身も姿勢を正しながらのMTGで、マネジメントをしている側からの意見を私にも求められるのですが、
「Aさんはスピードはこれからですけど、正確さは抜群です。」
「Bさんは分からない事はすぐに聞きに来てくれるので、こちらも状況を把握しやすいです。」
「Cさんは受け身なので仕事中にぼーっとしているのが見受けられます。」
「Dさんは全体像を理解せずに優先順位を考えているので、作業が全体の流れとズレちゃっててちょっと困ってます。」
「Eさんは黙々とタスクをこなしてますが、自分からは仕事を取りには来ませんね。」
などなど。これらは実際に私が報告した内容です。
◆スキルや技術ではなく、人柄や仕事に対する姿勢が大切!
上記のように現PMはリーダー陣にスタッフについて報告をしています。
ここで気付いていただきたいのは
・その人のスキルや技能の事にはあまり触れていない事。
・それよりも仕事に対する姿勢に言及している事。
・気付かれてないだろう、と思われている事もちゃんと気付かれている事。
全ての職場には当てはまる!とまでは言いませんが、多くのマネージャーはこのように上司に報告されているのではないでしょうか。
最重要観点は「一緒に働きたいと思う人かどうか」
書きながら自戒の意味も含めですが、
スキルや技術が抜群でも、コミュニケーション能力がない人を受け入れられる場は限られるでしょう。
すごい資格や検定を持っていても、それを鼻にかけてチームメンバーを見下すような人に人は集まらないので昇級せず現状維持のままでしょう。
知ったかぶりをしてどれだけ外側を取り繕っても、いつかは化けの皮が剥がれ虚勢を張る姿に人は尊敬どころか軽蔑を覚えるでしょう。
そんな癖の強い人と苦労して仕事をするよりも、
スキルや技術がなくても、「教えて下さい!」と明るく周りの人とコミュニケーションをとってきちんと仕事を頑張ろう、取得しよう、と不器用にでも頑張っている人を周りは応援します。
資格や検定ではなく、目の前の人の強みや得意な事を認め、リスペクトする人に周りは力を貸します。
素直に「ごめんなさい」「ありがとうございます」と自分自身をオープンにしている姿に周りからの尊敬を集め、年齢関係なく多くの人と良好な関係を築き、必要な場面に沢山の助けの手が差し伸べられます。
個人的には素直で明るくオープンな人と仕事をしたいなと思います。
◆『ごめんなさい』と『ありがとう 』が言える人は重宝される
このNoteを読むような方々には話すほどでもないかもしれませんが、世の中には年齢や業界歴など関係なく『ごめんなさい』と『ありがとう』を言える人は少ないです。
もちろん私自身も100%言えてるのか?と問いただすと、全くなっていません。というよりも日々やらかしてばかりです。
これは職場に限らずプライベートの場でも、です。
言わなきゃいけない、と分かっていても自分のプライドや感情が邪魔をして言えない、いや、言わなかった事は多々あります。
ここで大切にしたい大前提は「人は完璧ではない。」こと。
お互いに保管し合いながら仕事をしたり、生きたりしています。
なのでその関係性の潤滑油となるのが『ごめんなさい』と『ありがとう』。
たった数年の社会人経験ですがこの2ワードを言えないが為に、周りとの関係をギクシャクさせ、フェードアウトしてきた人を何人か見てきました。
そして自分自身もそうなる時ばかりは現在進行系であります。
皆さんの2021年はきちんとこの2ワードを言えた年でしたでしょうか。
私自身が一番、念頭に置いて2022年はさらなる飛躍の年をしていきます。
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