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社会人5年目にうつになった話 #3 闘病編

こんにちは、ひのたろうです。
前回の記事も読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、うつと診断されてからの話を書いていきたいと思います。
僕はちょっと変わった性格をしており、そのせいか、比較的回復は早かったと思います。
それも踏まえて読んでいただけると嬉しいです。

症状① 漠然とした不安に襲われる

突然不安になって、心配になって取るもの手に付かずな状態になることがありました。初めは、ただぼーっとしたり寝たりとやり過ごすようにしていました。
しかし、何度もこの症状は顕れるため、次第に対策として好きな将棋をしたり、Youtubeを見たりすることで、気を逸らすようにしていきました。
この対策だと、不安に支配される前に気を逸らせるからか、不安に襲われる頻度は下がっていきました。

症状② 自分の存在価値がないんじゃないかと思いこむ

不安になると言う意味では①と似ていますが、これは具体的です。
仕事もしておらず、ただ休んでいるだけ。社会との接点は買い物くらい。
こうなると、今までは人から頼まれごとをしたり、会話したりする中で満たしていた承認欲求が満たされなくなり、途端に自分がいらない人間なんじゃないかと被害妄想が膨らんでいきます。

対策は多分、いろんな人と話すことがいいと思います。僕も昔の上司や同僚、友人と話をして少し楽になりました。ただし、それでは一時しのぎにしかなりませんでした。
ここで僕の性格が功を奏すのですが、僕はそもそも自分が「何者でもなかった」と自分に言い聞かせることができました。僕は普段から自己否定をすごくする人間で、必ず仕事ではミスをすると思っていたり、自分が間違えると思っているような人間です。だからこそ、慎重にしたり、他の人に確認してもらったりするのですが、そもそも自分1人では何もできないと普段から思っていたことで、この「何者でもなかった」と言うことが受け入れやすかったのです。
これによって存在価値がないことが気にならなくなりました。

症状③ 何もやる気にならない、手につかない

これは本当に難敵です。ご飯も食べなくなったりするので危険でした。
無気力、堕落、とりあえず寝る、トイレに行く、飲み物を飲む、寝る。
何もしない日々が続きました。対策はわかりません。。
変に何かをする予定を作っても、それをやらなかったりサボったりします。
そして、それが原因でまた不安や自己否定に繋がります。

症状④ すぐ疲れる

何かをするとすぐ疲れるんです。やっとやる気になって、たとえば掃除とかしてみても、すぐ疲れてしまい、それだけでまた1日、2日寝たままになったりします。
僕的に効果が出た対策はカフェに行くことです。
疲れることに変わりはありませんが、少なくとも1時間や2時間外で過ごすことができます。何かをした気分になります。
これで活動できる時間が増えていったように感じます。

症状⑤ 夜眠れない

とにかく眠れませんでした。睡眠時間が不規則だと、体力も回復しませんし、中途半端な時間に起きるとやる気も湧きません。これが根本原因な気がします。
僕は昼寝をしないようにすることと、疲れるようにすることで夜眠れるようにしていきました。先程のカフェに行くことは、この両方を満たせます。
難しい方も多いかもしれませんが、カフェでもランニングでも読書でも、なんでもいいんですが、起きることと体力を使うことをやってみてください。
眠るようにしているうちに、僕は眠れるようになりました。

うつを治すには

僕と似たような症状の方なら、まずは上のような対策でやる気とか活動するためのエネルギーみたいなものを溜めるといいと思います。
それでも不安に襲われることがあるという方や、存在価値がわからなくて苦しいといった方は、自己分析が1番いいのかなと思います。自己分析をすると言うことは、他人と比べない、自分の意思を持つということだと思っています。
自分を否定しようとする心を上回るくらい、自分を認めてあげられる材料を見つけられると立ち向かいやすくなると思います。

終わりに

僕の場合は比較的症状も軽かったのだと思います。
だからこそ、なんとか行動していけました。今もたまに不安に襲われますし、眠れない日もまだまだありますが、3月や4月と比べると断然良くなりました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
感想やアドバイス、お待ちしています。

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