原点を振り返る
「やりたいからやっているのでは?」
と、いつも気に掛けてくれる人からの問い掛けに、わからないと答えた。
昨年末のこと。
コロナが流行し始めた頃から、心無い言葉や対応に傷つきやすくなってしまい、自分を擦り減らしてまでも表現をしていく意味があるのかさえ、わからなくなってしまっていた。
もう来年は声を掛けてもらえなければ、味読……やめておこう。
ーそんな風に思っていた。
2023年
年明け早々に、昨年実冬の味読開催場所であった烏鷺文庫さんより今年の8月に実冬の味読開催のお話を頂いた。
昨年、とても楽しみにしていたのにコロナや諸事情で参加できなかった方々や、また声を掛けてくださいと言ってくれた人達の顔が浮かんだ。
そういえばと一昨年、「原点」という文章を書いていたと読み返してみる。
「評価って周りが決める事なんだよ。」
そんな風に昨年末、彼が言ってくれたことを思い返す。
拙くても目の前の一人一人と向き合うように朗読表現をしていきたい。
今年もご縁をいただき、実冬の味読を8月19日(土)17時より開催します。
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